食器棚もゴミ箱もベッドも処分。少ないもので不便なく暮らす
ステイホームで自炊が充実する半面、調理道具や食器などが収納棚におさまりきらず、あふれたアイテムが調理台に並べられて、使い勝手が悪くなっていたりしませんか?
必要なアイテムだけを厳選して、キッチンの使いやすさを手に入れたのは、「持たない暮らし」を実践しているインスタグラマーのgomarimomoさん。アイテム選びと持ち方のコツを取材しました。
必要なものだけに厳選してすっきり広々!
「ダイニングテーブルやテレビ台、ソファなど、あって当たり前のものを次々と手放したら、家族がゆったりくつろげる広い空間をつくることができました」とgomarimomoさん。掃除が大変、場所をとるなど、ものを持つことで感じるストレスがなくなり、すっきり快適な暮らしを過ごしています。
そしてキッチンでも、ものを減らすと同時に、より便利になるキッチンの使い方とアイテム選びを重視。作業効率も自然とアップしたそう。どんなアイテムをどう減らしたか、紹介します。
<以前のキッチン>
7年前のキッチンはこんな感じでした。
<家の間取り図>
大量に料理をつくることが少ないので、大きめの鍋は処分。「今のライフスタイルで必要なのはこれだけ。マルチポットやホットクックを活用すれば、問題なし」。フライパンは立てて収納できる四角形のものに買い替え。
メインにホットクックを活用中!
4人家族で器は41枚
お皿や小鉢も、本当にお気に入りで使いやすいものだけを厳選したら、食器棚も不要になるほどの枚数に。「食洗器の隣なので、しまうときもスムーズ。底は滑り止めシートでずれないようにしています」
炊飯器が故障したのをきっかけに、鍋炊き派に。「3合分炊けるご飯用土鍋は、保存したいときは冷蔵室にもそのまま入る扱いやすいサイズ。そのまま出せばおひつにもなります。なによりおいしくお米が炊けてお気に入り!」
キッチンツール類は、厳選を重ねてこれだけに。「自分にとっての要不要をよく見きわめました。切るのが苦手なので、カッター、スライサー類はマスト。トングがあれば菜箸も不要、万能スプーンはお玉代わりになります」
狭いキッチンをすっきりさせるため、もともと使っていた置き型のゴミ箱から、袋を引っかけるフック式にチェンジ。「調理中のゴミがすぐに捨てられて、じゃまにもならず、ゴミ箱掃除も不要になりました」
なんとベッドも処分! 必要なものだけを見きわめて、暮らしやすさを追求しています。
「6畳もない部屋にセミダブルベッドを置いていたのですが、マットレスを替えるのをきっかけに布団にしたら部屋を広々使えてとても快適」。かけ布団は、壁に取りつけたフック(耐荷重10kg)で引っかけ収納にすることで、湿気を払う効果も。
リビングに隣接した洋室のクローゼットが納戸代わり。「書類、文具、薬、二女の身支度用品など、家族が日々使うものはここに集合。それぞれ収納グッズで定位置を決めているので、家族も迷うことなく取り出せます」
文房具は住所を決めて。
薬置き場も整理整頓。
ものが少ないと、見た目がすっきりするのはもちろん、ものの出し入れや掃除にかかる手間がラクに。ないと困るかも…とたくさんのものを持ち続ける気持ちはいったんリセット。手放す勇気をもつことも、暮らしやすさを手に入れるためには必要なのかもしれません。
<撮影/小禄慎一郎 間取り図/片山智恵 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
夫、長女、二女の4人家族と猫3匹で暮らす。住まいは3LDK(72平米)の分譲マンション。家族と猫が心地よく過ごせる生活の工夫を、インスタグラム(@gomarimomo
)で発信中
必要なアイテムだけを厳選して、キッチンの使いやすさを手に入れたのは、「持たない暮らし」を実践しているインスタグラマーのgomarimomoさん。アイテム選びと持ち方のコツを取材しました。
じゃまかも!?を見逃さない、必要なものだけを見きわめたキッチン
必要なものだけに厳選してすっきり広々!
「ダイニングテーブルやテレビ台、ソファなど、あって当たり前のものを次々と手放したら、家族がゆったりくつろげる広い空間をつくることができました」とgomarimomoさん。掃除が大変、場所をとるなど、ものを持つことで感じるストレスがなくなり、すっきり快適な暮らしを過ごしています。
そしてキッチンでも、ものを減らすと同時に、より便利になるキッチンの使い方とアイテム選びを重視。作業効率も自然とアップしたそう。どんなアイテムをどう減らしたか、紹介します。
<以前のキッチン>
7年前のキッチンはこんな感じでした。
<家の間取り図>
●鍋・フライパンは持ちすぎない⇒万能に使えるものだけ残す
大量に料理をつくることが少ないので、大きめの鍋は処分。「今のライフスタイルで必要なのはこれだけ。マルチポットやホットクックを活用すれば、問題なし」。フライパンは立てて収納できる四角形のものに買い替え。
メインにホットクックを活用中!
●食器棚は持たない⇒食器はガスコンロ下収納に収まる分だけ
4人家族で器は41枚
お皿や小鉢も、本当にお気に入りで使いやすいものだけを厳選したら、食器棚も不要になるほどの枚数に。「食洗器の隣なので、しまうときもスムーズ。底は滑り止めシートでずれないようにしています」
●炊飯器は持たない⇒土鍋の使い勝手がよすぎた
炊飯器が故障したのをきっかけに、鍋炊き派に。「3合分炊けるご飯用土鍋は、保存したいときは冷蔵室にもそのまま入る扱いやすいサイズ。そのまま出せばおひつにもなります。なによりおいしくお米が炊けてお気に入り!」
●調理器具は持ちすぎない⇒少数精鋭にして管理をラクに
キッチンツール類は、厳選を重ねてこれだけに。「自分にとっての要不要をよく見きわめました。切るのが苦手なので、カッター、スライサー類はマスト。トングがあれば菜箸も不要、万能スプーンはお玉代わりになります」
●ゴミ箱は持たない⇒袋を引っかける方式でいいことずくめ
狭いキッチンをすっきりさせるため、もともと使っていた置き型のゴミ箱から、袋を引っかけるフック式にチェンジ。「調理中のゴミがすぐに捨てられて、じゃまにもならず、ゴミ箱掃除も不要になりました」
キッチン以外のエリアでも“持たない暮らし”を実践中!
なんとベッドも処分! 必要なものだけを見きわめて、暮らしやすさを追求しています。
●寝室は思いきってベッドを処分
「6畳もない部屋にセミダブルベッドを置いていたのですが、マットレスを替えるのをきっかけに布団にしたら部屋を広々使えてとても快適」。かけ布団は、壁に取りつけたフック(耐荷重10kg)で引っかけ収納にすることで、湿気を払う効果も。
●日用雑貨は収納スペースに収まる分しか持たない
リビングに隣接した洋室のクローゼットが納戸代わり。「書類、文具、薬、二女の身支度用品など、家族が日々使うものはここに集合。それぞれ収納グッズで定位置を決めているので、家族も迷うことなく取り出せます」
文房具は住所を決めて。
薬置き場も整理整頓。
ものが少ないと、見た目がすっきりするのはもちろん、ものの出し入れや掃除にかかる手間がラクに。ないと困るかも…とたくさんのものを持ち続ける気持ちはいったんリセット。手放す勇気をもつことも、暮らしやすさを手に入れるためには必要なのかもしれません。
<撮影/小禄慎一郎 間取り図/片山智恵 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【gomarimomoさん】
夫、長女、二女の4人家族と猫3匹で暮らす。住まいは3LDK(72平米)の分譲マンション。家族と猫が心地よく過ごせる生活の工夫を、インスタグラム(@gomarimomo
)で発信中