ダイニングにリビング、あらゆる場所で必要になるティッシュ。でもいざ使いたいときに、どこにあるかパッと分からない…なんてことはありませんか?

ライフオーガナイザーの高田舞子さんは、100円グッズを使ってティッシュケースの設置場所を見直したことで、そうしたストレスがなくなったそうです。今回は、高田さんにその方法を教えてもらいました。


ティッシュケースの場所を見直してみた

100円グッズの壁ピタが優秀!ティッシュケースの見直し



日用品は「使う場所に置く」が鉄則のわが家では、リビングテーブルにもダイニングテーブルにもティッシュがありました。この度、設置場所を見直してテーブルの上から下へ。

●必ずテーブルの上にあるとわかっているのになぜかストレス



ダイニングテーブルの上に置いてあったティッシュケース。必ずテーブル上にあるはずなのに、いざ使いたいときに毎回「どこ?」と探す手間がありました。


見た目をシンプルにするため、無印良品のアクリルケースに入れ替えているのが原因か? と考えたのですが、それ以上に「定位置があるようでない」ことが要因だとにらみました。

ダイニングテーブルはとてもフレキシブルなアイテムです。食事や宿題、在宅ワークに来客などその用途は毎日毎時間様変わり。必ずテーブルの上にあるとはいえ、朝にはこっちの端にあったかと思えば夜には向こう側に移動していたり、ティッシュの場所もフレキシブルに…。

家族全員がアレルギー性鼻炎のわが家、とくに小学生の息子に関してはすごい有様で鼻水が垂れる始末。あぁ、その鼻水、今すぐ包まないと…絨毯に垂れる〜! なんてシーンが毎朝繰り広げられます。
わずか1平方メートルばかりのダイニングテーブルとはいえ、そんな一瞬を争う場面では「探す」時間はできるだけ省きたい。

●ティッシュの定位置をテーブル下へ




そんなときに100円ショップで見つけた「壁ピタ」で、テーブル下に箱のまま収納することに。
食事の際にあれこれこぼしがちな息子の近くにまずひとつ。


粘着テープでの貼りつけなので、設置位置を決定する際には念入りに息子とチェック。
夫と子どもが座る場所の中心に設置し、2人からのアクセスはばっちりです。


一箇所だけではリビングからのアクセスが遠く不便なので、リビング側兼、私の座る位置からも便利な場所にもうひとつ設置しました。テーブルの手前と奥、距離的には目と鼻の先ですが、各自座ったまま手が届く範囲にあるので、使い勝手は文句なしに向上。

●マグネットを使って冷蔵庫サイドにも!




冷蔵庫周辺にティッシュを置きたい人には小型マグネットとの併用がオススメ。これも100円ショップのアイテムですが、サイズは小さくてもその力は強力。


壁ピタ裏にテープでマグネットを貼りつければ、冷蔵庫にもティッシュの定位置が完成。粘着テープを使っていないので、場所の移動も簡単です。モノが多くごちゃつきがちなキッチンの空間を有効活用できて便利ですよ。

たかがティッシュ。されど、ティッシュ。
以前は見た目をスッキリさせるためにアクリルケースに入れ替えていましたが、今は目に触れる場所にないのでパッケージのまま。設置方法を見直したことで入れ替え作業がなくなったうえ、空間も有効活用、探す手間も不要。壁ピタで一石三鳥です。

●教えてくれた人
【高田舞子さん】



ライフオーガナイザー1級。自身の子育ての経験を生かして活動中。ブログ「Cotton Style」
では暮らしに役立つ情報を配信している