壁紙が古くなったり傷ついていると、家がだらしない印象に。
ライフオーガナイザーの下村志保美さんは、穴があいたり傷がついている壁紙の上に「壁紙シール」を貼ってプチDIY。30分で完成したそうです。詳しく教えていただきました。


ボロボロの壁紙の上にシール壁紙を貼ってピカピカに!

壁紙の上に貼る「壁紙シール」。初心者でもきれいに貼れました



築16年のわが家、キッチンと洗面所への通路にもなっている壁はプリントやカレンダーを貼ったり、小さな棚をつけたりとあれこれ便利に使っていました。

しかしそれを繰り返した結果、壁紙がボロボロに。今回は思いきってアクセントクロスでDIYしたお話です。

●模様替えがきっかけで壁紙がボロボロに…



以前はこの壁を隠すように本棚を置いていました。そもそもその本棚を置きたくてここに設置していた小さな棚を外したら、壁紙もびりびりに破れてしまったのです。


さすがにこの状態がむき出しなのは見苦しく、ストレスでなんとかしたいと思っていましたが、不器用なので中途半端に壁紙を貼って余計に悪くなったら困ると思って放置していました。

しかし築16年、そろそろLDK全体の壁紙も汚れたり破れたりし始め、リフォームを考え始めました。

1〜2年のうちにリフォームするなら多少失敗したっていい!
そう思い、この一角だけアクセントクロスを貼ることにしました。

・【Amazon 限定ブランド】QD‐BYM 壁紙シール 3320円(税込み)

今回壁紙を選んだ基準は「簡単」「安い」という2点。失敗することを考えると「すてき」の部分は二の次です。

こちらは10mで3320円、さらに壁紙の上から貼れますし、簡単にはがせるという謳い文句です。

実際に届いてみると壁紙というよりマスキングテープ的な薄さ、そして質感もビニールっぽく少し不安になりましたが、とりあえず貼ってみることにしました。

●壁紙シールを早速貼ってみました



まずはざっくりと壁のサイズに合わせてカットし、裏のシールをはがしながら貼りつけていきます。


不安に感じた壁紙の薄さですが、じつは薄いからこそ軽くて扱いやすい!
しかし薄いから裏のシールが少しはがしにくいというデメリットも。


コロコロのカーペットクリーナーやラップの端が変に切れてしまったら端が見つかりにくいのと同様、裏側のシールが中途半端にはがれるとちょっと大変でした。

●ノリで手がベタベタに!でも、きれいに貼れました



貼ってはがせる壁紙シールとはいえ、壁にしっかり貼りつけるためにそれなりにノリがついています。


シールをはがしたり、ゆがんでしまって貼り直したりしていると、手がノリでベタベタに。

それでもカットからカウントして約30分。幅約140センチの壁に貼り終わりました。


壁紙が薄いので重なった部分が目立ったり、多少空気が入ったりしましたが、普段の生活の中ではじっくり見ないとわからない程度です。


不安だったビニールっぽい質感も触らなければわかりません。もちろん高級感はありませんが、以前のボロボロ状態から考えると雲泥の差! 貼ってよかったです。

壁紙シールはまだまだ半分以上残っているので、また別の場所でもトライしてみるつもりです。

●教えてくれた人
【下村志保美さん】



ライフオーガナイザー、ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザー。「空間・お金・心」の3つを整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS
」を主宰。著書に『片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方
』(三笠書房刊)がある