労働弁護団の無料ホットライン「6月18日は夜間実施します」
日本労働弁護団とブラック企業被害対策弁護団は6月18日の18時〜21時に無料の電話相談会を開く。電話番号は、03-3251-5363。労働問題にくわしい弁護士が対応する。
日本労働弁護団は無料のホットラインを常設しているが、夜間の対応はしていないため、勤務終了後にも相談できるようにと企画した。
常設のホットラインでは1本の相談を受けている間に、複数の着信が入っていることもあるといい、今回は対応する弁護士や回線数を増やして臨む。詳細は団体ウェブサイト(http://roudou-bengodan.org/topics/10468/)まで。
●解雇やハラスメントの相談が多い
2021年1月〜4月までに日本労働弁護団東京支部のホットラインに寄せられた相談件数は888件。相談内容別では、解雇や雇い止め、退職勧奨などが200件超、ハラスメントについての相談が約180件あったという。
大久保修一弁護士によると、会社都合退職だと、企業が各種助成金を受け取れなくことがあるため、ハラスメントによって自発的に辞めるよう仕向けているケースもあるのではないかという。