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憧れのラウンジに行ってまいりました!

行くチャンスをうかがいながら、なかなか機会を得られなかった埼玉西武ライオンズの「アメリカン・エキスプレス プレミアム™ラウンジ」に行ってまいりました(※TM記号つけないとうるさそうなイメージ)。ザックリと概要だけ言いますと、コチラのラウンジは埼玉西武ライオンズが球場改修の目玉としてバックネット裏スタンド地下に用意した新施設です。

主にシーズンシートとして販売される砂被り席「プレミアムエキサイト™ シート」での観戦と、ブッフェでの食事がセットになった体験ができる、高級感あふれる仕立てとなっています。ラウンジ内にはバックネット裏のシートを買っている人が利用できるバーエリアもあり、「バー」「ブッフェ」「砂被り席」で合計1000平方メートルというかなりの広さになります。全体的な紹介については本日公開のNumberWeb「文春野球」にて寄稿しておりますが、載せきれない写真が多数ありますので改めてコチラでも触れたいと思います。

↓主要な話はコチラでやっておりますので、ぜひご覧ください!

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ブラウザを変えて何回も押すのがオススメ!

↓以降の紹介を動画でまとめてありますので、雰囲気をつかみたい方は動画でどうぞ!



ライオンズ博物館を兼ねるバーエリア

まず、一番入口に近く、入れる人数が多いバーエリア。こちらは砂被り席のお客さん以外に、バックネット裏のスタンド席のお客さんも入場できます。ウリであるカウンターバーのほかに、レジェンド選手のユニフォーム展示や、歴代の日本チャンピオンフラッグ、内閣総理大臣杯などの展示があり、ちょっとした博物館にもなっています。一般的には球場の通路とかに飾りそうなものですが、あえて「高級席を買った人だけ」に見せるあたりは、「一度くらいは記念に買ってね」ということなのでしょう。「有料」であるぶんゆったりと見ることができますので、観光も兼ねて行ってみてもよさそう。


入口看板。


専用エスカレーターで降りると、入口前にはシーズンシート購入者のお名前。


入場後左手側がバーエリア。


入口すぐ付近には一番目立つ200インチの大型プロジェクター。


歴代のチャンピオンフラッグ。


チャンピオンフラッグのつづき。


こんな感じの角度で、ネオンサインの前でしゃがんで撮影すると映えそう。


プロジェクターとネオンサインの正面にはバー。バットが飾ってある。


ウイスキーの瓶が映える。


ビールサーバーが映える。


メニューはこんな感じ。高級ソフトクリームのクレミアがある。高くはない。


2025年にはオリジナルのウイスキーを出す予定とのこと。


名前はイチローズモルトだけど、イチローは関係ない(※たぶん優良誤認狙い)。


バーとネオンサインを過ぎるとラウンジ客専用のショップ。


ショップ内にはユニフォームの展示なども。


ショップをさらに通り過ぎて奥に進むと木目調の居酒屋スペース。


カウンター席。荷物を置くカゴや、カバンを提げるフックはない。


立ち飲み席などもある。モニター完備で観戦はラク。飲みながらでもグラウンドを見られる。


居酒屋スペースの壁面には歴代レジェンドのユニフォーム展示(※清原はナシ)


歴代レジェンドのユニフォームいろいろ(※伊東もナシ)


ほかには手塚治虫先生の複製原画なども。


このスペースの一角にトイレ・授乳室などがある。


授乳室は女性専用とのことだが、パパはトイレで頑張れと…。


トイレに入るときは栗山さんにあいさつをするように。


トイレは洋式のウォシュレット。


混雑状況がわかるモニターつき。


ほかには加熱式タバコ専用の喫煙室も。


エリアの一角には記念品の展示も。内閣総理大臣杯、チャンピオンリング、オルゴール、開場記念の始球式ボールなど。


アジアチャンピオンのトロフィー、パ・リーグ優勝トロフィーなど。



プリンスホテルの味が楽しめるブッフェエリア

つづいては入場口右手にあるブッフェエリア。こちらは砂被り席のお客さんにセットのサービスとして提供されるもので、全員が利用できるわけではありません。いわゆるブッフェですが、奥に専用のキッチンがあり、この場で調理をして出している模様。味はプリンスホテルの感じそのままです。メニュー数はブッフェとしては決して多くはないですが、別途注文で寿司・ステーキを頼めたり、「同じようなメニューのなかで少しずつ出すものが変わってくる(サンドイッチの具が変わるとか、揚げ物の種類が変わるとか)」という工夫をしているので飽きずに食べられそう。1試合で2食いけると思います。


手指消毒、マスク着用、配布されるビニール手袋着用とのこと。


エリア全体はこんな感じ。ゆったりめの配置。


ブッフェそのものはよくある感じ。覆いのカバーつき。


クラゲのサラダ。


蒸し鶏のねぎソース。


生ハム、サラミほか。


フレッシュサラダ。


オニオンスープ、コーンスープ。


揚げ物各種。


ボイルドソーセージ、野菜のシュークルート(煮物)。


焼きそば、隣には点心がありました。


ご飯とカレー。


パン。


パン。


ミックスサンド。


デザートコーナーにはプリン。


ゼリー各種。


パウンドケーキ各種。


フルーツ各種。


コーヒーのサーバー。


ドリンクバー。ライオンズカップで飲み放題。


別注の料理を承るカウンター。


ブッフェの一部として蕎麦の提供も。ホテルでよくある「オムレツを焼いてくれる」的な位置づけのカウンターである模様。


ステーキ3300円、寿司盛り合わせ1500円などの追加メニューあり。


いろいろ取りました。


トレイが微妙に傾いているのは映画館と同じ仕組みで、座席のドリンクホルダーにトレイを差せる模様。試しはしませんでしたが、砂被り席で食べながら見るのもアリか。


ブッフェで撮り忘れたシウマイ。


デザートのフルーツが嬉しい。ゼリーばかりが運ばれてきて、フルーツはなかなか出てこなかったが…。


食後のコーヒー。ごちそうさまでした。



解説者やキャッチャーの目線で観戦できるプレミアムエキサイト™ シート

試合中継で球審の後ろに映っている場所が、このプレミアムエキサイト™ シート。203席あり、まさに神席といった場所です。基本はシーズンシートのお客様が入る場所ですが、西武は公式に「シーズンシートのバラ売りリセール」を認めているので、チケット流通センターで2万円くらいで買えます(※ブッフェつき)。非常に選手に近く、なかなかこの位置から見られる球場もないので、他球団ファンも含めて一度はここで試合を観るべき場所だろうと思います。リピートするかはさておき、ここまでの全部が2万円ですからね。いいんじゃないでしょうか。


グラウンド側から見るとこんな感じ。


なかに入るとかなりゆったりした空間。


座席はこんな感じ。社長も満足のソファーです。


キャッチャー目線で試合を観られる視界。


専用モニターつきで実況・解説もきけます。


ネクストバッターズサークルが目の前。


ベンチにもかなり近いので、声も聞こえてきそう。


エリア中央には階段があります。


のぼるとバックネット裏とすぐ行き来ができる仕組み。


金網が張ってありますが、ガラス等はないので換気も見え方も良好。


なお、ピッチャーの目に入る場所でもあり、余計なことはするなのこと。毎日同じシャツで来たりすると「その他試合進行の妨げ」になるかな?


あと、荷物をグラウンド内に落とされると困るので気をつけるように、とのこと。お気をつけください。


以上、アメリカン・エキスプレス プレミアム™ラウンジのご紹介でした。



まぁまぁお値段もするので何回も行くかというのはさておき、シーズンシートの用途であるところの接待や福利厚生にはかなり「使える」仕上がりです。食事もついていますし、お酒もありますし、タバコも吸えて、たぶんときどきブルーレジェンズとかが盛り上げに来てくれるでしょうから、行って座っているだけで接待完了といけそう。問題はコロナ禍でそういう需要が世の中から消滅してしまったことですが、それはもう考えても仕方ないので、頑張って運営していくしかありません。コロナ禍を乗り越えることができたら、きっと人気の座席となるでしょう。それまでの辛抱です!

↓最初に動画で見なかった人は最後にまとめを動画でどうぞ!



ここに来れば、試合後に所沢に移動して一休で飲み直す必要はなさそうです!