足利市の和泉聡市長が12日で任期満了となり、大勢の市民に見送られ2期8年務めた市役所をあとにしました。

市役所で行われた退任式には市の管理職の職員らおよそ50人が出席しました。  

職員を代表して須藤秀幸教育長が「すべての場面で『市民のためになるか』という市長が掲げた哲学や精神を胸に刻み、今後も一丸となって職務に精励していきます」と別れを惜しみました。

和泉市長は「街づくりの時間と空間をみなさんと共有できたことは宝となっています」と8年間を振り返りました。

市役所の正面玄関前には多くの市民が見送りに駆け付け市長をねぎらいました。

「市民の思いを共有し語りあった2期8年の歩みに悔いはない」という和泉市長は集まった市民1人1人に声を掛けながら市役所をあとにしました。