コウノトリのヒナ2羽に足環を取り付け
今年3月小山市の渡良瀬遊水地で生まれた、国の特別天然記念物のコウノトリのヒナ2羽に10日、個体識別のための足環が取り付けられました。
足環が取り付けられたのは渡良瀬遊水地の人工の巣に住むコウノトリ「ひかる」と「レイ」のヒナたちです。
2羽は今年3月29日に生まれたとみられていて順調に育っていることからコウノトリの研究機関の協力のもと小山市などが作業を行いました。
親鳥の「ひかる」と「レイ」が巣を離れたのを見計らって高所作業車でヒナを回収。2羽に足環を取り付けたほか体重を測り血液などを採取しました。
体重は4.9キロと3.5キロでした。
2羽は順調にいけばあと1カ月ほどで巣立つということです。
なお、小山市によりますと来週にも性別が判明する見込みで、今月22日には2羽のヒナの命名式を行う予定です。