新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は10日、新たに28人の感染を確認したと発表しました。

感染が確認されたのは栃木市や小山市、野木町、壬生町、宇都宮市、真岡市などの未就学児から80代までの男女28人です。

また10日までに宇都宮市内の飲食店で従業員6人の陽性が判明し県内62例目のクラスターと認定されました。

宇都宮市保健所では、換気が悪い休憩室で飲食や会話をしたことが原因と推定しています。

この飲食店には感染者6人を含む20人の従業員がいて11日までに全ての従業員の検査を行うということです。

県内の感染者は累計5628人となりました。

現在の療養者は283人で、このうち重症は4人、入院調整中は39人です。

次に変異株についてです。県は今月上旬に発症した20代から30代の男女6人から変異株ウイルスを確認したと発表しました。

県内での変異株の判明は累計192人となりました。

近県の感染状況です。埼玉県では1人が死亡し155人が感染、茨城県では40人が感染、群馬県では1人が死亡し63人の感染が確認されています。