節約達人の食材ロスなしの買い物術+使いきり1週間献立
特売品やセール品の食材を見つけると、つい無計画に買ってしまう。結果、使いきれずにムダにしてしまったり…。買い物に関する悩みは意外と多いもの。
そんな失敗は買い物の仕方を見直すことで解決! 週1のまとめ買いでムダなく使いきる、達人の買い物術と1週間献立をお見せします。
食材は週1のまとめ買いでムダなく仕入れる
3人の子どもと夫の5人家族で、晩ごはんの予算は月2万円以内と決めているchiaki_chokinさん。料理はあまり得意ではないため、過去にはムダや失敗もいろいろありました。
そこで思いついたのが、献立のパターン化。買うものもつくるものも定番にすると、考えずにささっと動けます。おかげで、気が重かった買い物と下ごしらえの作業も、とことん時短&コンパクトに! 店内をルールどおりに歩けば、むだ買いもブロックできます。
まとめ買いで仕入れる食材と、下ごしらえのコツをあわせて紹介します。
店をはしごする労力も時間も省けるし、ポイントもまとめて貯められるのでいいことずくめ。「特売日に合わせて行くのは面倒なので、その日安いものを買うようにしています」
大豆系食品は安定価格の2品をマストバイ。豆腐は副菜にしたり、麻婆豆腐に。
油揚げは袋のまま冷凍庫へ。みそ汁や鍋に活躍します。
凍った状態でザクザク切って鍋にポイ。「とくに油抜きもしていません」
トマトは季節問わず店頭に並び、見た目もかわいいプチサイズを。
これに、レタスかキャベツの安かった方を選ぶだけ。「定番化させたら本当に気がラクになりました」
アボカドやブロッコリーなど、サラダ用に使えそうなものがあれば価格次第で追加購入します。
「毎回買わずに、安いときだけ追加するくらいの気持ちで買います」
サラダ用以外の野菜は、ニンジン、タマネギ、ジャガイモの万能3種が基本。
これに、カボチャなどの根菜と、コマツナなどの葉物をたして、計5種を購入。「バランスや彩りもこれでOK」
葉野菜はざく切りにしてポリ袋に入れ冷凍保存。凍らせる前に袋をシャカシャカさせるとくっつかずパラパラに。
安くてボリュームの出るキノコ類は、洗わずに使える時短食材。「凍らせるとうま味が凝縮されるので、買ったらひとまず冷凍庫へ。鍋に入れるときは、切らずにそのまま投入することも」
エノキは袋の上からいしづきを包丁でカットし、使う部分をポリ袋に移せば、切りくずが出ないから洗い物がラクに。
夫が魚介が苦手なため、食卓に出る機会は少なめ。
「下処理も大変なので、切り身やそのまま使えるしらすなどが安いときだけ買うように」
よく使う豚コマ肉、鶏モモ肉、鶏胸肉はどれも国産で100g100円が最低ライン。
「それより下回っていれば買ってOKとし、3つで合計1.2〜1.5kg分をまとめて購入しています」
肉は100gと200gに小分けして冷凍保存。メインに使う際はたして300gにし、野菜と炒めるときは200gを使用。
実店舗とネット店舗を使い分け、買い物の負担を減らしつつおトクもゲットしています。
「Amazonプライム」や「楽天市場」を利用。「無洗米や子どものオムツなどいつも買うものを登録しておき、セール時や送料無料などのキャンペーン時にまとめて注文しています」
煮物など、手のかかる和風総菜はレトルト品をおトクに活用。少量ずつ盛りつけて、副菜として出すことも。
冷凍ギョーザは半額セール時を狙い、80個を900円でゲット! 凍ったまま焼くだけで、とっても便利。
味つけずみの冷凍モツ肉もネットスーパーで購入。さっと炒めたり、煮込んだりするだけなので、疲れた日に活躍します。
バラエティ豊かでボリュームもたっぷり。週1回の買い物でここまでの献立ができました!
鶏肉とキノコの炒め物で、早速冷凍キノコが登場。めんつゆでつくった煮卵、つくりおきのサツマイモの甘煮を添えて。
冷凍のシメジを使って炊き込みご飯に。メインは扱いやすい鮭のホイル焼きにして、カット野菜のみそ汁とサラダで完成。
疲れた週の中日は冷凍ギョーザをメインに。市販のコーンスープを使い、つくりおきのゆで卵とサツマイモの甘煮が活躍。
冷凍していたエノキと鶏肉を炒め物に。サラダとみそ汁のほか、ホウレンソウをめんつゆでさっとあえたおひたしをプラス。
鶏肉を市販のマスタードとマヨネーズで焼いたものをメインに。サツマイモの甘煮は厚揚げを加えて食べきり!
週に1〜2回は、ひと皿で完結するどんぶり物や麺類で手間抜き。「ハヤシライスは簡単なのに手が込んだ風に見えるお役立ちメニュー。お肉多めにすれば家族も満足してくれます」
献立を決めて買うものを固定化すれば、買い物の時間も悩む労力もカット。食材をロスすることもありません。毎日の献立づくりに疲れている方! 今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
夫(31歳)、長男(7歳)、二男(4歳)、長女(2歳)の5人家族。子育ての傍ら、在宅で美容関係の仕事を行う。毎月のやりくりを公開したインスタグラム(@chiaki_chokin
)が好評
そんな失敗は買い物の仕方を見直すことで解決! 週1のまとめ買いでムダなく使いきる、達人の買い物術と1週間献立をお見せします。
週1まとめ買いの“考えない買い物術”でムダなし
食材は週1のまとめ買いでムダなく仕入れる
3人の子どもと夫の5人家族で、晩ごはんの予算は月2万円以内と決めているchiaki_chokinさん。料理はあまり得意ではないため、過去にはムダや失敗もいろいろありました。
まとめ買いで仕入れる食材と、下ごしらえのコツをあわせて紹介します。
●生鮮食品と日用品が同時に買えるスーパーへ
店をはしごする労力も時間も省けるし、ポイントもまとめて貯められるのでいいことずくめ。「特売日に合わせて行くのは面倒なので、その日安いものを買うようにしています」
●【油揚げ・豆腐/みそ汁・副菜に】ボリュームの出る油揚げとそのまま出せる豆腐は必須
大豆系食品は安定価格の2品をマストバイ。豆腐は副菜にしたり、麻婆豆腐に。
油揚げは袋のまま冷凍庫へ。みそ汁や鍋に活躍します。
凍った状態でザクザク切って鍋にポイ。「とくに油抜きもしていません」
●【生野菜/サラダに】サラダ用のミニトマトにレタスかキャベツの2択
トマトは季節問わず店頭に並び、見た目もかわいいプチサイズを。
これに、レタスかキャベツの安かった方を選ぶだけ。「定番化させたら本当に気がラクになりました」
アボカドやブロッコリーなど、サラダ用に使えそうなものがあれば価格次第で追加購入します。
「毎回買わずに、安いときだけ追加するくらいの気持ちで買います」
●【野菜/主菜・副菜・みそ汁に】ニンタマジャガに根菜と葉物を1つずつプラス
サラダ用以外の野菜は、ニンジン、タマネギ、ジャガイモの万能3種が基本。
これに、カボチャなどの根菜と、コマツナなどの葉物をたして、計5種を購入。「バランスや彩りもこれでOK」
葉野菜はざく切りにしてポリ袋に入れ冷凍保存。凍らせる前に袋をシャカシャカさせるとくっつかずパラパラに。
●【キノコ/主菜・副菜・みそ汁に】洗わずに使えるキノコは複数買い
安くてボリュームの出るキノコ類は、洗わずに使える時短食材。「凍らせるとうま味が凝縮されるので、買ったらひとまず冷凍庫へ。鍋に入れるときは、切らずにそのまま投入することも」
エノキは袋の上からいしづきを包丁でカットし、使う部分をポリ袋に移せば、切りくずが出ないから洗い物がラクに。
●【魚/主菜・副菜に】ムリせず調理がラクなものがあれば買う
夫が魚介が苦手なため、食卓に出る機会は少なめ。
「下処理も大変なので、切り身やそのまま使えるしらすなどが安いときだけ買うように」
●【肉/主菜に】買う基準の値段を決めておく
よく使う豚コマ肉、鶏モモ肉、鶏胸肉はどれも国産で100g100円が最低ライン。
「それより下回っていれば買ってOKとし、3つで合計1.2〜1.5kg分をまとめて購入しています」
肉は100gと200gに小分けして冷凍保存。メインに使う際はたして300gにし、野菜と炒めるときは200gを使用。
ネットスーパーも賢く使う
実店舗とネット店舗を使い分け、買い物の負担を減らしつつおトクもゲットしています。
●重いものや日用品はなるべくネットでまとめ買い
「Amazonプライム」や「楽天市場」を利用。「無洗米や子どものオムツなどいつも買うものを登録しておき、セール時や送料無料などのキャンペーン時にまとめて注文しています」
●「これさえあれば」のお役立ち食材も追加
煮物など、手のかかる和風総菜はレトルト品をおトクに活用。少量ずつ盛りつけて、副菜として出すことも。
冷凍ギョーザは半額セール時を狙い、80個を900円でゲット! 凍ったまま焼くだけで、とっても便利。
味つけずみの冷凍モツ肉もネットスーパーで購入。さっと炒めたり、煮込んだりするだけなので、疲れた日に活躍します。
買った食材はこうやって使い回し。月〜金の1週間献立
バラエティ豊かでボリュームもたっぷり。週1回の買い物でここまでの献立ができました!
●月曜日
鶏肉とキノコの炒め物で、早速冷凍キノコが登場。めんつゆでつくった煮卵、つくりおきのサツマイモの甘煮を添えて。
●火曜日
冷凍のシメジを使って炊き込みご飯に。メインは扱いやすい鮭のホイル焼きにして、カット野菜のみそ汁とサラダで完成。
●水曜日
疲れた週の中日は冷凍ギョーザをメインに。市販のコーンスープを使い、つくりおきのゆで卵とサツマイモの甘煮が活躍。
●木曜日
冷凍していたエノキと鶏肉を炒め物に。サラダとみそ汁のほか、ホウレンソウをめんつゆでさっとあえたおひたしをプラス。
●金曜日
鶏肉を市販のマスタードとマヨネーズで焼いたものをメインに。サツマイモの甘煮は厚揚げを加えて食べきり!
●ラク飯day
週に1〜2回は、ひと皿で完結するどんぶり物や麺類で手間抜き。「ハヤシライスは簡単なのに手が込んだ風に見えるお役立ちメニュー。お肉多めにすれば家族も満足してくれます」
献立を決めて買うものを固定化すれば、買い物の時間も悩む労力もカット。食材をロスすることもありません。毎日の献立づくりに疲れている方! 今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
<撮影/難波雄史 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【chiaki_chokinさん】
夫(31歳)、長男(7歳)、二男(4歳)、長女(2歳)の5人家族。子育ての傍ら、在宅で美容関係の仕事を行う。毎月のやりくりを公開したインスタグラム(@chiaki_chokin
)が好評