新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となった春の高校野球栃木県大会の決勝が6日、県営球場で行われ、佐野日大と作新学院が対戦しました。

今大会、絶好調の佐野日大打線が初回から火を噴きます。

ヒットやデッドボールでノーアウト満塁とすると4番・岡佐の走者一掃のタイムリーツーベースで3点を先制。

さらに1塁3塁で6番・青木が大会13号となるスリーランホームランを放ち初回から6点を挙げます。

その後も攻撃の手を緩めない佐野日大は4回までに12対1と大量の11点差をつけます。

このままでは終われない作新学院は5回と6回に点を加えて13対4として迎えた7回の攻撃。      

ツーアウトからランナー2人を置いて8番・真木のタイムリーヒットで1点を返します。

さらに満塁として1番・小口が走者一掃のタイムリーツーベースで3点を返し差を縮めます。

続く8回にも3番・大房のホームランなどで13対10としますが追い上げもここまで。

両チーム合わせて26本の打ち合いを制した佐野日大がおととしの前回大会に続き、2大会連続で優勝を飾りました。

決勝を戦った両チームは、5月15日に山梨県で開幕する関東大会に出場します。