教科書収納はセリアのボックスにおまかせ。忘れ物のない、自立した子どもに
新年度が始まって少し経ちましたが、お子さんの机まわりは散らかっていませんか? 教科書の収納はきれいな状態でしょうか。
「教科書の収納を見直して、忘れ物をなくしましょう!」というのは、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さん。セリアのアイテムを使った収納術を教えてくれました。
私の子育ての経験上、子どもは教科書の収納が乱れていると忘れ物をしやすくなると感じています。教科書の収納がきちんと決められていないと、どこかに紛れていたりしても気づきづらい状態になるのです。
教科書の間にほかの教科書がはさまって、行方不明に…
その防止策として行き着いた収納方法は「一教科ずつ仕切りで分けて収納すること」ということでした。
分かれていないと、教科書を適当に突っ込んだときにその間に別の教科書が挟まってしまうといったことがあり、それが紛失、つまり忘れ物につながりますが、分かれていれば混在することはありません。
そこでおすすめの収納グッズが2つ。100円ショップセリアの「A4ファイルボックス ヨコ型」と「A4ファイルスタンド」です。
「A4ファイルボックス ヨコ型」は紙製の折り畳み式ファイルボックスで、店頭では平たい状態で陳列されているので気づきづらいですが、じつは開くと仕切りがあって2つに分かれています。
仕切りの幅は5cm。まだ教科書の数が少ない小学生のうちは一教科につきこの幅でたります。
これ以上幅があっても無駄に場所をとることになり、スペースがもったいないです。
わが家ではこのファイルボックスを3つ用意し「国語」「算数」「英語」「社会」「理科」「その他の教科」の6つを収納しています。
数を増やしてノートのストックやテストプリントをまとめたファイル、通知表などを収納してもいいかと思います。
また、キッチン収納でファイルボックスを使って仕切る収納がありますが、乾物やスポンジなど軽いものを収納するのであればこういった紙製のファイルボックスも使えると思います。
紙製の折り畳み式のメリットは、使っていないときはコンパクトにたたんで収納でき、不要になったときに処分がラクということですね。
中学生からは教科書が増えて幅5cmではたりなくなるので、幅7.3cmの「A4ファイルスタンド」がおすすめです。
小学生に比べ教科書のサイズも大きくなったり厚くなったりするので、紙製よりしっかり支える丈夫さがあるプラスティック製の方が適していると思います。
現在わが家には高校性の子どもがいて、中学よりさらに教科が増えてその数はピークを迎えておりますが、それでも一教科あたりはこの幅でたりており、教科が増えた分だけファイルスタンドの数を増やすだけで対応できています。
おそらく大学もこの収納方法で大丈夫と感じています。
子どもに「きちんと自分のことは自分でできるようになってほしい」と望むのが親心だとは思いますが、そのためには「できる収納システム」というものが必要です。
教科書収納に限ったことではないですが、整った収納でなければなにがどこにあるかもわからず、どこに戻せばいいかもわからないですよね。
とくに小学校低学年はそれまで親がやってくれることが多かった環境から「自分でやる」という意識を持つ移行期間。その時期に「子どもでもできる収納システム」をつくっておくことが自立への必要なステップであると思います。
皆さまの教科書収納の参考になれば幸いです。
●教えてくれた人
ライフオーガナイザー、親・子の片づけインストラクター。片づけが苦手なワーキングマザーやこどもの立場に立った、楽で早く片づく収納のアドバイスやセミナーを実施。ブログ「片づけられない家族とのスマートシンプル空間
」を日々更新
「教科書の収納を見直して、忘れ物をなくしましょう!」というのは、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さん。セリアのアイテムを使った収納術を教えてくれました。
小学校から大学まで!教科書収納はセリアのボックスで完結
私の子育ての経験上、子どもは教科書の収納が乱れていると忘れ物をしやすくなると感じています。教科書の収納がきちんと決められていないと、どこかに紛れていたりしても気づきづらい状態になるのです。
教科書の間にほかの教科書がはさまって、行方不明に…
その防止策として行き着いた収納方法は「一教科ずつ仕切りで分けて収納すること」ということでした。
分かれていないと、教科書を適当に突っ込んだときにその間に別の教科書が挟まってしまうといったことがあり、それが紛失、つまり忘れ物につながりますが、分かれていれば混在することはありません。
そこでおすすめの収納グッズが2つ。100円ショップセリアの「A4ファイルボックス ヨコ型」と「A4ファイルスタンド」です。
●小学生には「A4ファイルボックス ヨコ型」が一押し
「A4ファイルボックス ヨコ型」は紙製の折り畳み式ファイルボックスで、店頭では平たい状態で陳列されているので気づきづらいですが、じつは開くと仕切りがあって2つに分かれています。
仕切りの幅は5cm。まだ教科書の数が少ない小学生のうちは一教科につきこの幅でたります。
これ以上幅があっても無駄に場所をとることになり、スペースがもったいないです。
わが家ではこのファイルボックスを3つ用意し「国語」「算数」「英語」「社会」「理科」「その他の教科」の6つを収納しています。
数を増やしてノートのストックやテストプリントをまとめたファイル、通知表などを収納してもいいかと思います。
また、キッチン収納でファイルボックスを使って仕切る収納がありますが、乾物やスポンジなど軽いものを収納するのであればこういった紙製のファイルボックスも使えると思います。
紙製の折り畳み式のメリットは、使っていないときはコンパクトにたたんで収納でき、不要になったときに処分がラクということですね。
●中学生以上は「A4ファイルスタンド」がおすすめ
中学生からは教科書が増えて幅5cmではたりなくなるので、幅7.3cmの「A4ファイルスタンド」がおすすめです。
小学生に比べ教科書のサイズも大きくなったり厚くなったりするので、紙製よりしっかり支える丈夫さがあるプラスティック製の方が適していると思います。
現在わが家には高校性の子どもがいて、中学よりさらに教科が増えてその数はピークを迎えておりますが、それでも一教科あたりはこの幅でたりており、教科が増えた分だけファイルスタンドの数を増やすだけで対応できています。
おそらく大学もこの収納方法で大丈夫と感じています。
●「できる収納システム」は子どもの自立へつながる
子どもに「きちんと自分のことは自分でできるようになってほしい」と望むのが親心だとは思いますが、そのためには「できる収納システム」というものが必要です。
教科書収納に限ったことではないですが、整った収納でなければなにがどこにあるかもわからず、どこに戻せばいいかもわからないですよね。
とくに小学校低学年はそれまで親がやってくれることが多かった環境から「自分でやる」という意識を持つ移行期間。その時期に「子どもでもできる収納システム」をつくっておくことが自立への必要なステップであると思います。
皆さまの教科書収納の参考になれば幸いです。
●教えてくれた人
【尾花美奈子さん】
ライフオーガナイザー、親・子の片づけインストラクター。片づけが苦手なワーキングマザーやこどもの立場に立った、楽で早く片づく収納のアドバイスやセミナーを実施。ブログ「片づけられない家族とのスマートシンプル空間
」を日々更新