一度は挑戦してみたい! 神田・神保町エリアのおすすめ大盛りメシ4選
食楽web
都内有数のビジネス街でもあり、ごちゃごちゃした雰囲気が下町感も感じさせる神田・神保町エリア。そのためか、ビジネスマンから学生までが満足できるバラエティ豊かなグルメが点在している希少な街でもあります。
中でも注目なのが、大食いマニアも納得する大盛り、デカ盛りメニューの数々。そんな神田・神保町の大盛り&一押しメシを今回はまとめて紹介します!
唯一無二のクセになる味!『五ノ神水産』の「銀ダラ西京みそつけ麺」(約1.2kg)
まさかの“飲める”銀ダラの西京漬け。そして食べてみて本当~に“飲める”銀ダラの西京漬けなのが、駅から徒歩5分ほどの場所にあるらーめん店『五ノ神水産』。店の看板メニューが、ここでしか味わえない「銀だら西京味噌」のラーメン。あったかい汁麺とつけ麺があります。
「銀だら西京味噌つけ麺(全部入り)」1200円+大盛り100円
大量の銀ダラと少しだけ鶏ガラを入れて作る和風銀ダラスープに白味噌。ストレートの太麺、つけ汁の方にはメンマ、鶏チャーシュー、味玉、麺の方には、お麩、三つ葉、ガリ、大根の浅漬けがのっています。
直径約19cm、高さ約10cmの器に盛られた麺は732g、直径約15cm、高さ約8cmの器のつけ汁は476g、トータル1,208gの約1.2kg。つけ麺ということで、シメに割りスープを頼んだら、さらに増えることになります。
いざ食べてみると、濃厚な味噌と、銀ダラの旨みがしっかり感じられる、今までに食べたことのない美味しさ。想像以上に銀ダラの味噌漬け。香りといいコクといい、液状の銀ダラの西京漬け感がすごい! 鶏とか豚とか煮干とか、いろんなラーメンスープがあるけれど、まさに唯一無二。ここでしか味わえない、オリジナリティ豊かな一杯です!
●SHOP INFO
店名:五ノ神水産
住:東京都千代田区神田多町2-9-6 田中ビル別館1F
TEL:03-6206-8814
営:11:00~15:00、17:00~21:00(L.O.)
休:日曜
ドスッとくる津軽煮干ラーメン!『長尾中華そば』の「ごくにぼMAX」(約1.2kg)
最寄り駅がJRの場合、御茶ノ水駅と神田駅の中間。都営線の小川町や地下鉄丸ノ内線の淡路町などが最寄り駅の、神田小川町にある『長尾中華そば』。青森のソウルフードの一つ「津軽煮干しラーメン」の、本場の味が東京でも味わえると評判のお店です。
中でも最重量、最濃度を誇るのが「ごくにぼMAX」(950円)。これにプラス「デカ盛りデカ肉」(600円)をトッピングすると圧巻の佇まいになります。他にも「津軽煮干しラーメン」にはあっさり750円とこく煮干し880円があり、好きな濃度で味わうことができます。
「ごくにぼMAX」950円+「デカ盛りデカ肉」600円。いり粉もたっぷり
「デカ盛りデカ肉」は、大きなスライス肉、まるで蓋のように、どんぶりを覆うようなトッピング。スープは、豚と鶏ガラにたっぷりの煮干しで作る、いわゆる透明度ゼロの濃厚セメント系スープ。そして国産小麦で作る麺は煮干しの風味を壊さないよう、無かんすいのオリジナル麺。きくらげみたいな濃い色のメンマも特徴的です。
いざ食べると、最初に口の中に煮干しの旨みと香りがものすごい勢いで広がり、すっきりしつつもしっかりとした旨みが。スープが強いので、極太麺があう!
店内には、漫画のコマ割り風に描かれた「煮干しラーメンを美味しく食べる極意」が貼られています。まずは香りを楽しむべし、低温調理のしっとりモモ肉は着丼したら早めに食べるべし、といった様々な「べし」が。美味しそうなのは「シメのにぼめし」。スープを半分ぐらい残して、ライス+100円を追加注文で完璧なシメに。ということで、お腹に余裕がある人はぜひ!
●SHOP INFO
店名:長尾中華そば 神田店
住:東京都千代田区神田小川町1-7 神田小川町ハイツ108
TEL:03-5577-4655
営:11:00~20:00、土~15:00(L.O.)
休:日曜、祝日
山盛りゴハンが反り立つ!『カレー屋 花一』の「ロースカツカレー(トリプル大盛)」(約1.4kg)
値段も良心的なのにボリュームがあってありがたいのは、神田公園のそばにある『カレー屋 花一』。元々は新橋にあった人気店です。「ロースカツカレー」550円、「チーズカレー」520円、「プレーンカレー」500円と、500円台でカレーが食べられるという良心的価格。
大盛は+150円、ダブル大盛は+330円、そしてトリプル大盛は+490円。しかも、この大盛りダブルトリプルは、ルーとライス、両方増量。ライスだけ、とかルーだけじゃない。ルーのみ大盛の場合は+150円です。
店に貼られたポスターにはルーとライスの量が書かれています。普通盛の場合、ライス300gとルー250g、大盛の場合ライス450gとルー380g。ダブル大盛はライス600gとルー500g。そして、今回オーダーした最大量、トリプル大盛は+ライス750gとルー630g。つまり、公式でトータル1,380g、ということになります。
「ロースカツカレー」550円+トリプル大盛り490円。ご飯の盛りが高い! 断崖絶壁感があるのもいい!
計測すると、直径26cmの深皿に、高さ約12cm。重さは1,417g(器の重さを除く)。「ロースカツカレー」の場合、カツの重さも加わるので、実際は1.4kg超えになります。ルーは、フォンドボーから手作り。一晩寝かせて深みとまろ味を出したもの。とろりとしたコクを感じた後、しゃきっとした辛さが後から追っかけてきます。旨みと辛みの波状効果。じわっと美味しさが口の中に広がっていきます。
食べた感じは、中辛以上、辛口未満。もっと辛くしたい場合は、卓上にあるスパイスで調整を。そして、卓上にはスパイスの他にソースもあるので、ライス×カツ×ソースで味わうのもいい感じです。もちろん、温泉タマゴ100円、チーズ120円、ほうれん草120円などをプラスするのもおすすめです。
●SHOP INFO
店名:カレー屋 花一
住:東京都千代田区神田司町2-2-8 マガザン神田2F
TEL:090-6496-4296
営:10:30~20:30、土曜~16:00(L.O.各30分前)※食材なくなり次第終了
休:日曜、祝日
大盛イベントも開催する『春日亭』の「鳥豚油そば 最強盛」(約1,3kg)
神田の他に秋葉原、新宿、渋谷、池袋など都内13店舗もある有名店、『春日亭』にも、もちろん大盛メニューが。
店内には「麺のg表示」と書かれた表が貼られています。並盛は1玉(150g)。中盛、大盛、特盛、爆盛とあって、一番多いのが「最強盛」3.5玉、麺を茹でる前で525g、茹で上がりが945gになるとのこと。
麺と混ぜるタレは、鶏ガラと豚骨を2日間煮込んで旨みが凝縮した鳥豚スープ&醤油ダレ。麺は中太縮れ麺、具材はモヤシ、キャベツ、メンマ、豚バラチャーシュー、そしてたっぷりの背脂! 赤い粉はパプリカの粉末です。
「鳥豚油そば(最強盛)」990円。3.5玉分の麺が山状態。ショウガ入りの食前スープ付き
計測すると、直径26cm、高さ9.5cmの器で、重さは1,355g(器の重さを除く)。スープ付きなので、トータル約1.4kgとなります。
いざ食べてみると、背脂たっぷりでツルツル。麺に鳥豚スープがしっかり絡んで、旨みがダイレクトにやってきます。麺はブリッブリ、さらにモヤシやキャベツのシャキシャキ食感、チャーシューのムチムチ感など口の中で様々なハーモニーが。
店内には量の他にも、お勧め油そばの食べ方の張り紙があったり、卓上には、お酢、ラー油、マヨネーズ、特性麺ダレのボトルがあるほか、お店の人にお願いすればニンニク、コショウももらえます。また、お腹に余裕があるなら、最後に『生卵かけご飯セット』180円を追加するのがおすすめ。締めのスープと合わせて雑炊風に味わうこともできますよ。
春日亭では毎年夏頃、期間限定大食いチャレンジメニューを実施。その頃には、外出が自由にできるようになっているといいいなぁ。
●SHOP INFO
店名:油そば専門店春日亭 神田店
住:東京都千代田区内神田3-9-6
TEL:03-6206-0837
営:11:00~22:45(L.O.)
休:なし
※緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などで営業時間の変更、休みなどがある場合があります。
(取材・文◎いしざわりかこ)