今月11日の市長選挙で初当選した佐野市の金子裕市長が30日、市長就任後、初めて定例会見を開き、市民課の窓口業務の一部を民間に委託することを明らかにしました。

市役所の市民課窓口業務の一部の民間委託は窓口の待ち時間短縮や市民の満足度の高い対応を目指すことが目的で6月10日からほかの県でも実績のある東京の人材派遣会社が担当します。

20人前後が担当し主な業務内容は職員のサポートや、市民課フロアの案内業務、各種証明書の受付、発行、交付業務などです。

個人情報を扱う窓口業務になるため、委託先の担当者が入れるエリアを限定することや、スマートフォン、電子機器を持ちこませないなど徹底した情報セキュリティー対策を行っていくとしています。

一方、金子市長は不要不急の外出自粛が求められている今回の大型連休の過ごし方に関し市民に協力を求めました。