2020年に続いてコロナ禍で迎える2度目の大型連休が29日から始まりました。

4都府県で緊急事態宣言が発令される中、県内では遠出を控える動きが見受けられます。

宇都宮市立南図書館です。普段は昼前ごろから利用者が増え始めるということですが、コロナ禍による外出控えからか、29日は午前10時ごろから多くの家族連れなどが本を借りに訪れました。

南図書館によりますと、大型連休を含む5月中の本の貸し出し数は、新型コロナウイルス流行前の2019年がおよそ9万2,000冊、緊急事態宣言中だった2020年がおよそ6万7,000冊でした。

今回は県内で宣言が発令されていないことから、2020年よりわずかに利用数が増えると見込んでいます。

南図書館では、遠くへ遊びに行けない子どもたちのために、テーマごとに本を包んだ福袋を用意するなどして、巣ごもり需要に対応したい考えです。