首里城がミニチュアで復活
世界の有名な建造物のミニチュアを展示する日光市の東武ワールドスクウェアで2020年から制作を進めてきた沖縄を象徴する首里城が完成し24日、セレモニーが行われました。
東武ワールドスクウェアで24日から展示が始まった首里城は実物の25分の1サイズです。
セレモニーでは日光東照宮の神職による神事が行われ、出席した沖縄、栃木の関係者、東武グループのスタッフなどおよそ10人が完成を祝いました。
また琉球國祭り太鼓栃木支部が創作した沖縄伝統の踊り・エイサーが披露され、華を添えました。
完成した首里城は、形や色が忠実に再現され、本殿の儀式や観光客などおよそ600体の人形が設置されています。
展示脇のスロープの壁は沖縄県から取り寄せた琉球石灰岩で作られています。
園内にはこれまでも守礼門が展示されていました。しかし、2019年の火事で首里城は正殿など多くが焼失してしまったことから元気になる力添えができればと制作・展示を決めたということです。
沖縄と栃木の更なる「結びつき」や「交流の場」につながることが期待されています。