高校世代のサッカー強豪チームが集まるプリンスリーグ関東が4月に開幕し、リーグに所属する矢板中央高校は24日、ホームで山梨学院と対戦しました。

昨シーズン、プリンスリーグは新型コロナウイルスの影響で前期が中止になりました。

観客制限など感染症対策を行いながら今シーズンは4月3日に前期が無事開幕。2021年1月の全国高校サッカー選手権3位の矢板中央は、今節はその時の優勝校、山梨学院と対戦しました。

両チームとも当時のメンバーが残る注目の一戦は、矢板中央は序盤から攻めて前半12分。島崎のロングスローから混戦の中、こぼれ球を最後は2年生の田邉が押し込み先制。

さらに22分、藤野がヘディングシュート。今年のチームは積極的に前から仕掛けていくのが目標で、早くもその片鱗を見せます。

全国的に有名になった守備も日本高校選抜で活躍するGK藤井を中心にきっちりと守ります。

試合終了間際には藤井のキックに小森がワンタッチ。最後は星が決めて3点目。ライバル相手に無失点で完勝しました。

プリンスリーグ関東は10チームが参加し順調にいけば12月5日まで18試合戦います。