任期満了に伴う足利市長選挙と真岡市長選挙、それに那須塩原市議会議員選挙と塩谷町議会議員選挙の4つの選挙が25日、投票が行われ即日開票されます。

足利市長選挙は保守系同士の現職と新人の2人による激しい選挙戦が繰り広げられています。

足利市長選挙に立候補しているのは、3回目の当選を目指す現職の和泉 聡候補57歳と前の県議会議員で自民党足利支部の推薦を受ける新人の早川 尚秀候補48歳の2人です。

現職の和泉候補は朝日新聞社宇都宮総局長を経て2013年の市長選挙で初当選し現在2期目です。

前回の選挙では自民党の支持を得ましたが、今回は出身校の同級生と保守系の4人の市議会議員らが運動の中心です。

2月の山林火災への対応など2期8年の実績を強調、中橋の架け替えによる賑わい作りなど「成長一辺倒ではない足利市らしい街づくり」を訴えます。

新人の早川候補は故・早川 一夫元市長の長男で、2003年に県議会議員に初当選し5期18年務めました。

自民党など14人の市議会議員からの要請を受けて立候補。地元選出の国会議員や県議会議員が応援に駆け付けるなど磐石の組織体制です。

現在の足利市は県への要望も少なく独自の政策を打ち出せていないと批判、国や県とのパイプを生かし「政策総動員」を掲げています。