みちょぱ

写真拡大

《彼のコロナ感染で… 「私が面倒見る!」元ジャニーズ彼氏と同棲開始撮!》(『女性セブン』)

【写真】7年前にランウェイしていたキャピキャピ感のあるみちょぱと大倉士門

 みちょぱこと池田美優に初スクープ! モデルで俳優の大倉士門との熱愛が報じられた。ふたりは10代女子向けのファッション誌『Popteen』の人気読者モデルの先輩・後輩としてたびたび共演しており、ファンにとってはお馴染みの存在だ。ティーンも歓喜したことだろう。

 報道の直後、みちょぱは『サンデー・ジャポン』に出演。堂々と5年半におよぶ交際と今回の同棲を認めるばかりか、「お互い“早く結婚したいね”っていう話をしている」とゴールイン宣言も飛び出させた。あまりのオープンさに、これぞカリスマギャルモデル……! と感嘆するばかりである。

私が面倒をみる……?

 しかし、番組内では『女性セブン』の記事内容について牙をむいた一幕もあった。タイトルにある「私が面倒をみる!」のくだりだ。記事によれば、このフレーズは大倉の生活面を心配して発せられたものだと“みちょぱの知人”が証言している。該当部分を引用したい。

《大倉さんは今年に入って所属事務所を辞めているんです。いまはフリーで活動しているのですが、独立直後で何かと大変みたい。そんな彼の姿を見たみちょぱが、『私が面倒を見る』と新居に呼び寄せたんです。彼女は彼のカリスマ世代を間近で見ている。もう一度輝くときまで支える覚悟のようです》

 一見すると、みちょぱの株を上げるかのような発言にも思えるが、スルーせずに彼女はこう反論してみせた。

「『ヒモ男だ』みたいな感じで、めちゃくちゃ勘違いされている。そういうのは1番嫌いなタイプなんで。そこだけ勘違いしないであげてほしい。自分で働いていますし。本当にかわいそう!」

……この子、チョベリグーすぎやしないだろうか。

 この発言を受けて、「彼をたたせるためにフォローしている」などと勘ぐる人はいないだろう。売れっ子ながら、「芸能人は信用していない」という理由でプライベートではいっさい交流を持たないにも関わらず、『アメトーーク!』で「みちょぱすごいぞ芸人」と彼女の特集が組まれるほどのみちょぱだ。これまでの言動が、彼女をつまらん冗談は言わない人であることを証明している。きっと、本音で言っているに違いない。

大倉士門くんが語る「選挙の大切さ」

 ここで浮上するのが、この「私が面倒をみる!」をリークした“みちょぱの知人”ははたして存在するのか問題である。もちろん、熱愛記事にストーリー性が欲しいからと、記者が適当に知人をでっちあげて嘘を書いたわけではないだろう。しかし、どうしても“そういう筋書きに持っていきたかったんじゃないの?”とは邪推してしまう。

 週刊誌により“ヒモ認定”されてきた男たちはこれまでにもいたからだ。

 近年でいえば、神田沙也加の元夫・村田充であろうか。当時、半同棲が報じられたあたりから、まるで彼女が扶養しているかのような扱いを受けていたと記憶している。実際結婚して俳優業を休業したときにその流れは加速してゆく。誌面のタイトルもその方向に寄っていった。

《神田沙也加 「夫の三歩前を歩いて」買い物撮》

《年下夫「休業でヒモ生活」を直撃!》

 ヒモ男といえば、元AKB48川崎希の夫・アレクサンダーなども思い出されるが、彼に関しては自らそれを公言し、ネタにしていることからして、明らかな別物だろう。

 どうやら週刊誌業界では、「男性サイドがそこまでメジャーでない」ときに「女性パートナーの稼ぎがいい」とヒモ男にされてしまうらしい。今回の大倉士門に関しても、同じパターンが適用されたがゆえに、みちょぱが「面倒をみる!」物語のなかに押し込められているようにみえる。稼ぐ女とヒモ男、それだけでふたりを語れるはずないだろう、とツッコミたくなるほど話が簡素化されてしまっているわけだが、週刊誌ももう少しアップデートされないものだろうか。

 村田充はかつて90年代に広末涼子との熱愛も撮られたこともあるモテ男であったが、同じモデル出身という共通点のあるの大倉士門は実際、どういう男なのだろう。

 気になってYouTubeで名前を検索すると、すぐに『Popteen』のYouTubeチャンネルに行き当たる。彼の「妄想バレンタインデート」や「ギャルに仕掛けられる寝起きドッキリ」など、いかにもチャラそうな動画が出てくる。みちょぱと共演した動画には、5年前のコメントにも関わらず、《この2人つきあってるの?》という予言めいたコメントまであった。確かに親しげな距離感ではあるが。

 そのなかに埋もれた、『DOKUMO BOYS &GIRLS』というチャンネルである動画をみつけた。タイトルは、

『18歳選挙 大倉士門くんが語る「選挙の大切さ」インタビュー』

 動画をみると、背筋をピンとさせた彼が、タイトルどおりティーン世代にも積極的に参政してもらえるよう若者代表として真摯に語っている。口調も実に真面目そうだ。そして、映像の最後に出てくるのは、『総務省』のロゴマーク。……行政機関からも仕事のオファーがくるとは。さすがみちょぱが選んだ男!

──ふと思えば、公然と付き合っていたにも関わらず、週刊誌に出たのが交際5年目ということとはつまり、「読モ界隈はめちゃくちゃ口が堅い」のではないだろうか。派手な見た目のウラに、義理と人情が詰まっている。人はみかけで判断してはいけないな。自戒を込めて……。 

〈皿乃まる美・コラムニスト〉