佐野市の名物、佐野らーめんの作り方を学ぶ「らーめん予備校」から3日、初めて店がオープンしました。

らーめん予備校から誕生した第1号は佐野市大和町の「佐野らーめん晴れる屋」です。

らーめん予備校は店の開業や事業承継、市内への移住促進を目指して、佐野市が2020年に開校したものです。

店主の小林隆宏さんは宇都宮市出身です。

横浜中華街で10年以上修行し、県内のホテルで中国料理の料理長を務めた経験もあります。

小林さんは去年からおよそ1年かけて市内のラーメン店などで、ラーメン作りや経営のノウハウを学んできました。

そして迎えたオープン初日、開店と同時に多くの客が訪れました。

青竹の手打ち麺に野菜をふんだんに使った鶏ガラベースのスープを合わせた佐野らーめんや中国料理歴27年の腕が光る四川麻婆麺に舌鼓を打つ姿が見られました。

らーめん予備校では現在、小林さんのほか4人が修行を続けています。

19日からはコロナ禍で中断していた生徒の募集を再開し、地域を盛り上げていく考えです。