栃木県と宇都宮市は31日、新たに48人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

感染が確認されたのは、未就学児から90代までの男女48人です。

このうち9人は栃木市にある事業所の従業員で、県はこの事業所での感染を47例目のクラスターに認定しました。

事業所内での感染対策が十分でなかったことが感染拡大の原因とみられていて、県は今後、感染防止対策の指導を行うことにしています。

また、宇都宮市が発表した50代の男性は県庁の職員です。

県によりますと、男性は総合政策部デジタル戦略室に所属していて、不特定多数との接触のない業務についているということです。

県内の感染者は累計4,638人。療養者は207人で、このうち重症者は2人、入院調整中は58人です。

また、県は31日、3月下旬に感染が確認された20代の男性2人について、検査の結果、変異株だったと発表しました。

県内で確認された変異株の感染は、累計で4人となりました。

近県の感染状況です。埼玉県で152人、茨城県で37人、群馬県で21人の感染が発表されています。