16市町でつないだ希望の灯 栃木の聖火リレー振り返る
栃木県内で行われた聖火リレーは、30日から群馬県でトーチをつないでいます。
2日間の県内の様子をダイジェストで振り返ります。
県内の聖火リレーは28日、足利市でスタート。
小山市を走ったのは名前に「五輪」の文字が入った本田 五輪子さんです。
栃木の魅力をアピールする演出も。
最後は北京五輪女子1万メートルに出場した渋井 陽子さんが那須烏山市でゴールしました。
2日目は那須町からこの2人が登場です
益子町では世界的なフレンチシェフ、音羽和紀さんも走りました。
新型コロナウイルスの影響が続く医療現場。壬生町では獨協医科大学の研修医が聖火をつなぎました。
日光の二社一寺では書道家の涼風花さんがトーチを運び、鹿沼市ではロンドンオリンピック卓球女子団体・銀メダルの平野早矢香さんが走りました。
今回の聖火リレーでは県内の経済関係者も希望の火を未来につなぎました。
最終区間は県都・宇都宮市。東京オリンピック自転車ロード種目、日本代表の宇都宮ブリッツェン増田成幸選手が聖火を自転車で運びました。
ゴールの県庁前には午後8時ごろ聖火が到着。ランナーは宇都宮ブレックスの田臥勇太選手です。
2日間で16の市と町、およそ35.7キロをつないだ火が聖火皿に移されました。
平和のともしびは群馬県へ引き継がれ、開催地の東京を目指します。