新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は29日、新たに16人の感染を確認したと発表しました。

また県は、鹿沼市の小学校での感染を県内45例目のクラスターと認定しました。

感染が確認されたのは栃木市、小山市、上三川町、鹿沼市、真岡市、芳賀町、小山市、宇都宮市の10歳未満の未就学児から60代までの16人です。

このうち7人は、鹿沼市の小学校ですでに感染が判明している教員と児童合わせて7人の家族です。

感染経路が授業などの校内活動を伴った可能性が高いことから県は、県内45例目のクラスターに認定しました。

この学校には、教員と児童合わせて300人ほどがいて、すでに検査が終わっている58人のほかにも検査を進めるとしています。

県内での感染者は累計4561人になりました。療養者は165人で、このうち重症者は2人、入院調整中は37人となっています。