聖火リレー 栃木県内で始まる 2日間16市町でランナー192人がつなぐ
オリンピックの聖火が栃木県内にやってきました。
25日に福島県からスタートした東京オリンピックの聖火リレーは28日と29日の2日間、県内を巡ります。
県内のスタート地点は足利市。
とちぎ未来大使の堀優衣さんの歌声を受けて、第1走者で「あしかが輝き大使」のタレント、勝俣州和さんが笑顔でスタジアムを走りました。
そのほか、ランナーたちは日本最古の学校とされる足利学校周辺の石畳や本堂が国宝に指定されている鑁阿寺の境内を通り抜けました。
また、小山市では1964年の東京オリンピックの聖火リレーが栃木県庁前を出発した日に生まれ、名前に「五輪」の字が入った本田五輪子さんなどがトーチを運びました。
小雨が降る中を、五輪子と命名した亡くなった祖父の思いも胸に走り切りました。
そして、蔵の街とちぎでは街中を流れる巴波川で船を使ってリレーするという風情ある企画も行われました。
聖火は1日目のゴール地点である那須烏山市に無事到着し、2日目の29日は日光東照宮や益子町、宇都宮市などを巡ります。