宣言解除で江戸の町に再び活気 日光
22日から首都圏を含むすべての地域で緊急事態宣言が解除されたことを受け県内の観光地でも臨時休業を続けていた施設が再開しました。
午前9時、2カ月以上にわたって閉じられていた関所が開かれました。
日光市の江戸ワンダーランド日光江戸村では、栃木県が緊急事態宣言の対象地域に追加された1月13日以来臨時休業を続けてきました。
22日、すべての地域で宣言が解除され、この江戸の町にも賑わいが戻ってきました。客を迎える町民たちから笑みがこぼれます。
新型コロナウイルスの感染拡大や2度にわたる緊急事態宣言の影響で今年度の客入りは、6割減少。今月だけで8千人分のキャンセルがあったといいます。
迎えた再開の日。22日は、首都圏から親子連れや修学旅行生などが江戸の町を楽しみました。
一方、東京オリンピックパラリンピックでの海外からの観客の受け入れが見送られるなど、外国人観光客が見込めない中、こちらではショーの内容を日本人向けに変更しました。
来月で35周年を迎える江戸村。7割が首都圏からの客ですが、今後は、県内からの観光客など新たなターゲットの開拓に余念がありません。