スマート林業推進へ 民有林データ化 県議会予算特別委員会
県議会の予算特別委員会が4日、開かれ新型コロナウイルス対応やスマート林業の推進について県の考えを質しました。
委員会では新型コロナウイルス対策などで、およそ205億8900万円を増額する2月第2次補正予算案を審議していて、6つの会派から7人が質問に立ちました。
この中で、新型コロナウイルス対応のほか、県が進めるスマート林業やカーボンニュートラルへの取り組みに関する質問がありました。
県は、林業の成長産業化に向けて事業の基盤となる民有人工林の資源量を把握するため、新年度から航空レーザーによる計測を行いデータ化します。
まずは実証実験を行う鹿沼市、那須町、矢板市の計測を開始し各地域へと展開していくということです。
予算特別委員会では補正予算案について5日に採決を行い、今月9日の本会議で報告して可決される見通しです。