「いろはかるた」に関する問題です!

皆さんは「いろはかるた」をご存知でしょうか? いろはかるたは江戸時代後期に始まったとされるカルタの一種で、いろは47文字に「京」の字を加えた48文字を頭にしたことわざを取り札としたものです。江戸や京都など地域によっていろいろな種類があります。

今回はそんないろはかるたの取り札について学んでいきましょう!

いろはかるたの「ね」の空欄に入る漢字は?ことわざクイズです



各いろはかるたの「ね」の取り札になっていることわざ。空欄に入る漢字はなんでしょう?


江戸いろはかるた:□には□を入れよ
京都いろはかるた:○に小判
大阪いろはかるた:◇◇に水

ヒント1:江戸いろはかるたのことわざの意味は「注意した上にも、さらに注意せよ」という意味です。

ヒント2:京都いろはかるたのことわざの意味は「価値の分からない人に価値のあるものを与えてもなんの役にも立たない」という意味です。

ヒント3:大阪いろはかるたのことわざの意味は「思いがけない知らせや不意の出来事に驚くこと」という意味です。


答えは…。

江戸いろはかるた:念には念を入れよ
京都いろはかるた:猫に小判
大阪いろはかるた:寝耳に水

念には念を入れよと似た意味の有名なことわざとして「石橋を叩いて渡る」があります。壊れるはずのない頑丈な石の橋を、一応叩いて安全性を確かめて渡るということに由来します。

猫に小判と同じ意味のことわざは「犬に論語」「兎に祭文」「牛に経文」「豚に真珠」「馬の耳に念仏」など多数あります。この機会にまとめて覚えてしまいましょう。

寝耳に水と似たような意味のことわざには「青天の霹靂(へきれき)」があります。このことわざは、青く晴れ渡った空に突然雷が発生するということから、予期しない突発的な事件が起こることを意味します。



●このクイズにもチャレンジ





「補填」正しく読めますか?「ほちん」じゃないんです



【Q星群】



慶応卒&現役東大生のクイズ作家。佐藤顕司と山上大喜からなるユニットです。クイズの楽しさを届けられるような記事を書いていきたいと思います。Twitterは@qseigun