睡眠不足は糖尿病を引き起こすリスクが高くなる!?

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思い切りの境地

 ふとんに包まり寝床に就く目的は、一日の疲れを癒して、目覚めたあとに活動する気力と体力を養う睡眠(眠り)を取るためです。

時代の変化に伴って悩みごとも様々で絶え間ない。希望を持ち続けるのがしんどい世の中です。新型コロナの事態収束が全く見えない状況が続いています。早く安堵したいと思う焦りもあって、考え方や立場の相違で人間関係もギクシャクします。それらが原因で睡眠を邪魔される方も多いでしょう。

だけど寝床に入る理由は「睡眠」を得るためですよね!悩みごとをあれやこれやと考えたって事態は変わりません。

以前自らの睡眠方法を記した、自分に合った睡眠とは?を整理してみると・・・、

1.安心できる自分流の眠る体勢を作る。
2.身体のどこかしらに力が掛かっているので、完全に脱力して緊張をゆるめる。
3.今自分は眠るために寝床に入っていると納得する。
4.周期が長くて深い呼吸。

基本的にこの4つを実行することで、私は数分で眠りに落ちるのです。とても寝付きが良いのです!

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何も考えずに抵抗することなく思い切りの境地に浸るのです。

けどお昼に目を閉じてから入眠する場合は別のようです。昼寝で入眠に掛かる時間が短いと注意が必要との指摘があります。睡眠時無呼吸症候群に罹っている場合に表れる症状でもあるそうです。(※3)気を付けたいですね。

睡眠不足は生活習慣病の原因のひとつで、ホルモンバランスが乱れて肥満や糖尿病になってしまう場合があります。(※1)睡眠は1日24時間の内30%程を占める大切な行為。これを機に、今の睡眠で一日の活力を取り戻せているか?目覚めた時にモヤモヤが無くなってスッキリしているか?今一度振り返ってみて下さい。そしてもし寝付きが悪かったら思い切りの境地になってみるのは如何でしょうか?

眠るために摂った食材やサプリメントでも、果たして良好な睡眠に使われているか?その時の体調によっては別の要素に使われている場合もあるとか。(※2)だから寝床の中では何も考えずに無抵抗になるのが第一だと思っています。

事業を進めるために無い知恵絞ってフットワークも働かせる。心身ともにフル稼働したら、一日疲れて「あとは野となれ山となれ」、「明日は明日の風が吹く」の心境でぐっすりお休み下さいね。

【出典】
(※1)健検公式テキスト増補改訂版 睡眠の質が健康のカギ
(※2)西野精治 著 スタンフォード式最高の睡眠
(※3)日経新聞電子版 ナショジオ睡眠 2020年10月27日配信 睡眠

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。