「青のSP(スクールポリス)−学校内警察・嶋田隆平−」より。明日海りお演じる音楽教師・小川香里

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 元・宝塚歌劇団花組トップスターで女優の明日海りおが、藤原竜也主演のカンテレ・フジテレビ系1月期ドラマ「青のSP(スクールポリス)−学校内警察・嶋田隆平−」(毎週火曜よる9時〜)第3話に初登場した(※一部ネタバレあり)。

 本作は、佐々木充郭の小説「スクールポリス」を原案に、「もしも公立中学に警察官が常駐したら?」という架空の設定を描く1話完結型の学園サスペンス。この制度が試験導入されたとある中学校で、警視庁捜査一課の刑事・嶋田隆平(藤原)が、校内で起きるSNS、薬物、盗撮、マタハラ、セクハラなどさまざまなトラブルを解決していく。

 明日海が演じるのは、嶋田が配属された赤嶺中学校の音楽教師・小川香里。この学園には無念の死を遂げた亡霊が棲みついているという噂があり、そのキーパーソンとなるのが香里。第2話では香里にまつわるニュース記事が映し出され、故人であることが発覚。嶋田は校内で勃発するトラブルの数々を解決する一方で、自宅アパートの階段から転落したという香里の死の真相に迫っていく。

 第3話では香里が、モーツァルトの「レクイエム」より「ラクリモーサ」のピアノ演奏を披露。幼少期にピアノを習っていたという明日海が、久しぶりにピアノを猛練習して撮影に挑んだという。ラストは、生徒の奈良橋(長澤樹)が嶋田に「先生(香里)を殺したのは私……」と告げるところで幕を閉じた。

 明日海は2014年に宝塚歌劇団花組トップスターに就任後、5年半にわたって活躍。2019年に退団して以来、映画『ムーラン』の日本版吹替え版で主人公の声を務めたほか、現在放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」にも第9週(2月1日〜)より出演予定。2月1日には、NHK Eテレの番組「おはなしのくに」で一人芝居に挑んだ童話「シンデレラ」が放送。2月3日より、萩尾望都の漫画に基づく舞台「ポーの一族」の東京公演がスタートする。(編集部・石井百合子)