[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2021年1月13日放送の「コスギン質問箱」のコーナーで、冬時期の洗濯物について紹介していました。

冬の時期に洗濯物を外に干す際、風があり湿度も低いにもかかわらず、「乾きにくい」と感じたことありませんか?


空気はカラッとしてるのに...(画像はイメージ)

寒い日は水分の行き場がなくなる?

冬、洗濯物が乾きにくいのは、「飽和水蒸気量」が関係しているんです。

飽和水蒸気量とは、空気が含むことのできる水蒸気の量のこと。実は、気温が低くなるとこの飽和水蒸気量は少なくなります。

なので、暖かい日に比べ、寒い日は洗濯物の水分の行き場が少なくなってしまい、乾きにくくなってしまうそうなんです。

同じ「湿度100パーセント」でも、温かい空気と冷たい空気では、中の水蒸気の量が違うのは驚きです。外に干して気持ち良く乾く季節は、まだまだ先になりそうですね。

(ライター:rin.)