松坂桃李・戸田恵梨香の結婚を“ノーマーク”にさせた「綾瀬はるかのマンション出入り」
戸田恵梨香と松坂桃李の電撃結婚にはマスコミ関係者も驚いた。交際情報をつかんでいるところはどこもなかったことから“ノーマーク婚”などと呼ばれている。
ふたりは同じマンションの別部屋に住み、互いの部屋を行き来しながら逢瀬を重ねていたと見られている。マスコミの目をかいくぐることができるし、アポイントをとる手間が省け、会いたいときに会えるという利点がある“同じマンションの別室に住む”という生活スタイルはここ数年、芸能人カップルのトレンドだ。
'18年からはじまったとされる“極秘交際”だが、それにしてもなぜ結婚に到るまで関係が報じられることはなかったのだろうか。
「今思えば、戸田と松坂はあのマンションで付き合っていたんだな……」
そう漏らすのはとある週刊誌の記者・Aだ。
Aは'18年9月、戸田が成田凌と破局した後に、それまで住んでいたマンションから引っ越したという情報をつかんだという。
“綾瀬が松坂のマンションを出入り”の情報
そしてある日、全くの別件で松坂を見つけ、後を追ったところ、戸田が住んでいるのと同じマンションに入っていくのを目撃。その後も何度か松坂の出入りを確認し、彼もそこに“引っ越したのだ”と確信したという。
というのも、A記者は松坂が同マンションに引っ越す前は、車で5分以内のところにある別のマンションに住んでいたことを知っていたからだ。そこはさほど広くはないが数年前にできた新しい物件だったそう。一方、松坂が引っ越したという物件は広さこそあるものの、“築22年”という古いマンション。「引っ越すにしては近い距離だな」と当時から記者は疑問に思っていたという。
その後、戸田の出入りを目撃しているが、そのときふたりの交際を疑うことはなかった。それもそのはず。この建物は以前から記者の間では“芸能人マンション”として知られており、名だたる芸能人が住んでいたので、別々に出入りする戸田と松坂を見ただけでは“ふたりが交際している”と気づくことはできなかったのだ。
また、交際をスタートさせた当初、戸田が主演を務めていたNHK朝ドラ『スカーレット』('19年10月〜'20年3月)の撮影で頻繁に都内を離れていたというのも記者の目をくらませた。
しかし、関係がバレなかった要因のなかで、A記者が戸田と松坂の交際を“ありえないもの”とした最大の理由──それが、綾瀬はるかの存在だ。すでに知られているように、松坂と綾瀬は2015年に熱愛報道が出ていた。
2020年7月になって綾瀬と韓国人俳優ノ・ミヌの交際報道が出たとき一部の芸能記者の間では、交際の真偽について否定的な意見があった。それは、「2020年になっても綾瀬が松坂のマンションに出入りする姿を目撃した」いう情報が一部で飛び交ってもいたからだ。これが松坂と綾瀬の交際はいまも続いている(=戸田とは交際していない)という認識に繋がっていったのだ。
しかし、前述の通り、この物件は“芸能人マンション”。今回の結婚報道をみれば、実は綾瀬は「松坂とは別の人物を訪れていた」ということになるだろう。“ノーマーク婚”が成立したのにはこれらの背景があった。
ふたりの結婚生活の話がテレビなどで聞けるのが待ち遠しい――。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。