韓国・ソウル市 自宅待機中のコロナ感染者急増=病床不足で
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市で新型コロナウイルスの感染者急増による病床不足で、入院できずに自宅待機中の感染者が増えている。
ソウル市は18日、この日午前0時時点の自宅待機中の感染者が580人と発表した。前日の新規感染者数は398人で、待機中の感染者が1日当たりの新規感染者数を上回った。
自宅待機の感染者が増加したことで、症状が悪化した感染者に対し緊急対応ができないケースも出始めている。
12日に感染が判明したある感染者は自宅待機中に症状が悪化し、15日に死亡した。保健所が2度にわたり緊急要請をしたにもかかわらず病床が割り当てられなかったため、入院できなかったという。同市のパク・ユミ防疫統制官(市民健康局長)は、この感染者の症状悪化を把握後も首都圏統合状況室が緊急対応をできなかったとし、人員拡大、自宅待機中の感染者のモニタリング強化、病床拡充に全力を傾け、再発防止に取り組むと述べた。
17日現在の同市の感染症専門病院の病床稼働率は82.7%で、重症患者治療病床(86床)の空きは1床のみとなった。
ソウル市は18日、この日午前0時時点の自宅待機中の感染者が580人と発表した。前日の新規感染者数は398人で、待機中の感染者が1日当たりの新規感染者数を上回った。
自宅待機の感染者が増加したことで、症状が悪化した感染者に対し緊急対応ができないケースも出始めている。
17日現在の同市の感染症専門病院の病床稼働率は82.7%で、重症患者治療病床(86床)の空きは1床のみとなった。