21日に県が発表した佐野市の女子中学生の新型コロナウイルス感染について佐野市教育委員会が22日の臨時の会見で経緯と対策を報告しました。

陽性が確認された女子生徒はすでに40代の男性教諭の感染が確認された南中学校に通っていて学校は今月18日から臨時休校しています。

安足健康福祉センターが男性教諭と「授業で」接触した可能性がある生徒138人をPCR検査した結果は全て陰性でしたが、佐野市が独自に行った「部活動、校内指導した」生徒への抗原検査の中で女子生徒の陽性が分かったということです。

佐野市教育委員会によりますと、女子生徒は今月11日に男性教諭が指導した際に接触したとみられています。

その後14日と15日の休日は市内の別居する親族の家で宿泊し16日と17日に登校。17日の登校後に発熱やのどの痛み嗅覚障害の症状があり早退しました。濃厚接触者は同居の家族と別居の家族合わせて8人です。

南中学校は23日、校舎内を消毒して24日から学校を再開する予定です。