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津島祥子(仮名・27歳)

 2年ほど前に付き合っていた、大手証券会社に勤務している元カレの話です。彼は優しくて温和なタイプで、いつも私のペースに合わせてくれる人でした。

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 当時は私も、「この人と結婚するのかな」と思っていたので、彼のご両親やお兄さんご夫妻と食事に行くこともありました。

 特にお兄さんの奥さんは私とタイプが似ていてすぐに仲良くなり、2人だけで遊びに行く仲に。
 彼は兄嫁と私の仲が良いことをとても喜んでいて、彼女と出かけた日の夜に連絡すると、詳しく話を聞いてくれたり、写真を送ってほしいと言われたりすることも。彼曰く「祥子が楽しんでいるところをもっと見たい」とのことだったので、その時は特に気にしていませんでした。

 出かけた日の帰りに彼の家に寄ることもあったのですが、その時は洋服の匂いを何度もかいできたり、すぐに求められたりもしました。

 そしてある日、兄嫁と温泉に行った帰りに彼の家に向かうと、彼はすぐに私の服を脱がせ、身体中のいろいろな部分をくまなくかぎまわりました。そして、そのままベッドに向かうことに…。普段よりも激しい行為に私の気持ちは燃え上がりましたが、その熱は一気に冷めることになります。いざ発射、という時に、彼が兄嫁の名前を呼んだのです。

 嫌な予感がして問い詰めると、彼は「実はずっと兄嫁が好きだった」と白状しました。兄嫁と出かけた後に執拗に私の匂いをかぐのも、実は彼女のなごりを少しでもかぎ取ろうとしていたからなのだとか。もちろん彼とはその場で別れましたが、私を通して兄嫁を見ていたのだと思うと、いまだに気分が悪いです。

写真・Sharon Kugler