水田を活用して野菜づくりに取り組んだ生産者の表彰式が19日、宇都宮市で開かれました。

コメの需要減少などを受けて県では、水田から収益性の高い野菜や果物へ生産の転換を進めています。

会場では模範的な取り組みをした生産者の表彰と事例発表が行われました。

大賞を受賞した鹿沼市のコバヤシファームは小松菜やほうれん草を生産しています。

積極的に機械化を進めて効率アップを図り、若手の農場長の育成などに力を入れているということです。

足利市のファットリア ディ 赤坂も大賞を受賞しました。

キャベツやネギなど複数の露地野菜作りで年間を通じた生産を確保し地域農業の担い手としても活躍しています。

このほか農業の若い担い手を育てる企業の会長が講演し、加工と農業を組み合わせるなど「もうかる農業」の秘けつを伝えました。