アルゼンチン代表でプレイしていたリケルメ photo/Getty Images

写真拡大 (全2枚)

ビジャレアルやバルセロナ、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズで活躍した元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメといえば、独特な感性を持つファンタジスタとして有名な存在だ。ボールを長く持ちすぎるところはあったが、そのテクニックとプレイビジョンは特別だ。

そんなリケルメに憧れていた選手がいる。先日自身のTwitterで「リケルメは子供時代のアイドルの1人」と投稿したのは、バイエルンFWトーマス・ミュラーだ。

ミュラーとリケルメではスタイルも異なり、どちらかといえばリケルメの方が天才肌の選手との印象だろう。しかしチャンスメイク力ではミュラーも負けていない。昨季もミュラーはアシストを量産しており、今や世界を代表するチャンスメイカーと認められている。

今季もミュラーはリーグ戦7試合で5つのアシストを記録し、チャンピオンズリーグの方でも3つのアシストを決めている。バイエルンでの通算アシスト数は200に達しており、ゴールを演出する力はリケルメ以上と言っていいかもしれない。

若い頃のミュラーはゴールゲッターとの印象が強かったが、スペイン『MARCA』はリケルメに憧れていたことが今のチャンスメイク力に繋がっているのではないかと伝えている。

ミュラーはこれからもアシストを量産していくはずで、今ではミュラーがサッカー少年たちから目標とされるチャンスメイカーとなっている。