李明博被告=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は29日、横領収賄などの罪に問われた元大統領、李明博(イ・ミョンバク)被告(78)について、懲役17年、罰金130億ウォン(約12億円)、追徴金約57億8000万ウォンの判決を言い渡した。

 2008年から5年間、大統領を務めた李被告は18年4月に起訴された。自動車部品会社「ダース」を実質的に所有して会社の資金約349億ウォンを横領した罪や、ダースの米国での訴訟費用をサムスン電子に肩代わりさせるなどして総額163億ウォンを受け取った収賄罪などに問われていた。

 一審は李被告に懲役15年などを宣告。検察側が起訴時より収賄額を増やした今年2月の控訴審で高裁は懲役17年などを言い渡していた。