芸能界引退を考えていた浜崎あゆみ、いしだ壱成の一言で翻意
いしだ壱成が、7月15日配信のYouTubeチャンネル『いしだ壱成の一番星』で、1995年放送のドラマ『未成年』(TBS系)で共演した浜崎あゆみとの関係を語った。
エイベックスからデビューする前、女優をしていた浜崎。山奥で畑を耕すシーンを撮影する合間に、浜崎はいしだに「マネージャーともうまくいかないし、やめようかな」と芸能界引退をほのめかしたという。
だが、いしだは「やろうよ! なに言ってんだよ!」と強く引き止め、その言葉がきっかけで浜崎は芸能活動の継続を決めたという。
さらに、いしだによると、父・石田純一が浜崎の母親とたまたま飲食店で出会った際、「俺、あゆの母親に泣かれちゃったよ〜」と語っていたという。
浜崎の母親は石田に「壱成さんがあのとき、ひと言いってくれなかったら、私たちは今頃どうなってたかわかりません。本当にありがとうございました」と泣きながら感謝してきたという。
いしだはドラマ撮影が終わると、共演者らと毎晩のように音楽関係者が集まるクラブに行き、そこに浜崎も訪れるようになった。
当時について、いしだは「(浜崎)本人的には女優はやりたくない。歌でいきたいみたいなことで、いろんな人とつながっていって。そのなかに松浦さんがいた」と、その店でエイベックス会長・松浦勝人氏と知り合ったという。
その後、歌手として大成した浜崎について「『あーよかった』って横にいた僕たちは思ってます。しんどい時期を知ってるから」と安堵したことを語っていた。
ドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)でも描かれた浜崎の女優から歌手への転進。その影にいしだのアドバイスがあったのだ。