『ロード・オブ・ザ・リング』チームの大同窓会! - 画像はYouTubeのスクリーンショット

写真拡大

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で9人の旅の仲間を演じたイライジャ・ウッド(フロド役)、ショーン・アスティン(サム役)、ビリー・ボイド(ピピン役)、ドミニク・モナハン(メリー役)、ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン役)、オーランド・ブルーム(レゴラス役)、ジョン・リス=デイヴィス(ギムリ役)、ショーン・ビーン(ボロミア役)、イアン・マッケラン(ガンダルフ役)が再結集を果たした。

 これは、『アナと雪の女王』のオラフ役や実写版『美女と野獣』のル・フウ役で知られるジョシュ・ギャッドが新型コロナウイルスで困窮する人々を救う基金を集めるべく、YouTubeで始めた「Reunite Apart」という企画の一環。第1回の『グーニーズ』、第2回の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、第3回の『スプラッシュ』に続き、第4回では『ロード・オブ・ザ・リング』チームのリモートでの豪華同窓会が実現した。

 9人の旅の仲間に加えて、リヴ・タイラー(アルウェン役)、アンディ・サーキス(ゴラム役)、ミランダ・オットー(エオウィン役)、カール・アーバン(エオメル役)、ピーター・ジャクソン監督、共同脚本家のフィリッパ・ボウエン、音楽のハワード・ショアまで登場。第1作の公開から約20年がたつものの、おそろいのタトゥーを入れ、撮影後も定期的に集まっているという仲良しなキャストたちは息ぴったりで、ジャクソン監督も「昔のクラスメイトに会うような感じかと心配していたら、今でも仲間だった」と笑っていた。

 同窓会動画は50分にも及び、25分頃からは名ゼリフの再演が行われ(多くのキャストが小道具を持ってきている点にも注目!)、エルロンドの会議のシーンでのボロミアの長セリフは撮影の前日に書かれたものだったため、ショーン・ビーンは膝にカンペを貼りつけてチラ見していたことも明かされた。新型コロナで亡くなった方言コーチのアンドリュー・ジャックさん、2015年に93歳でこの世を去ったクリストファー・リーさん(サルマン役)の思い出も語られた。

 40分からはジャクソン監督と同じくニュージーランド出身のタイカ・ワイティティ監督が登場して『ロード・オブ・ザ・リング』トリビアクイズの出題者を務め、46分からはピピン役のビリー・ボイドが完結編『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の劇中で披露した「The Edge of Night」をアカペラで歌唱。残念ながら都合がつかなかったビルボ役イアン・ホルムからの手紙が読み上げられ、最後にはセオデン王役のバーナード・ヒルもちらりと顔を見せる。(編集部・市川遥)