大沢木家、実写でもドンチャン騒ぎ!
 - (C)浜岡賢次(秋田書店) 1993・(C)「浦安鉄筋家族」製作委員会

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 「週刊少年チャンピオン」で連載されている浜岡賢次の人気ギャグ漫画シリーズを佐藤二朗主演で実写化したドラマ「浦安鉄筋家族」が、本日10日深夜0時12分より放送開始となる。集結したキャスト陣や見どころを紹介する。

 本作は千葉県の浦安に住んでいるパワフルでハチャメチャな家族・大沢木家のドンチャン騒ぎを描くギャグコメディー。25年以上連載されてシリーズ累計発行部数は4,400万部を突破している傑作漫画を、「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎が監督、劇団「ヨーロッパ企画」代表・上田誠が脚本を担当して実写化した。

 とにかくテキトーでだらしがなく、煙草を愛してやまない大沢木家の大黒柱・大鉄を演じるのは佐藤二朗。大鉄の妻で大沢木家の影の大黒柱・順子役は水野美紀が担い、佐藤と水野の夫婦役での共演に期待が高まる。大沢木家の長女・桜役を岸井ゆきの、長男・晴郎役を本多力、次男・小鉄役を子役の斎藤汰鷹、大鉄の父で小鉄たちの祖父・金鉄役を坂田利夫が担当する。

 大沢木家以外のキャラクターを演じるキャストも豪華で、桜の彼氏で天然変態の花丸木を染谷将太、小鉄のクラスの担任・春巻龍を大東駿介、大鉄行きつけのファミレスの店長・麻岡ゆみを松井玲奈、小鉄の同級生・土井津仁の母(仁ママ)を宍戸美和公、大鉄のタクシーの常連客を滝藤賢一が演じる。

 また、熱血警察官・大谷暑司役で大仁田厚、日本一凶暴な女性警察官・ボボヨ役でアジャコングが出演し、真壁刀義は本人役で登場するなど、プロレス描写が特徴のひとつである「浦安」らしく、プロレスラーたちも出演者として名を連ねている。

 「地上波のギリギリに挑戦する」と銘打たれている本作。佐藤は8日に更新したTwitterで「そらオメエ、こういう時によ、こういう時だからよォ、せめてTVの前では、あっけらかんと笑顔になって欲しいじゃねぇか」とコメントしていた。第1話は「大鉄ノースモーキン」と題され、家族裁判で大鉄が順子から「禁煙刑」を言い渡されてしまう……。(編集部・海江田宗)

ドラマ24「浦安鉄筋家族」はテレビ東京系は毎週金曜深夜0時12分放送