ニーガンが会いたい幻はあの人!『ウォーキング・デッド』を語り尽くす『トーキング・デッド』
大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。本家のシーズン10後半に合わせて、同番組の新エピソードもHuluにて順次配信中だ。『ウォーキング・デッド』シーズン10第14話「後悔の黄色い花」の放送直後に収録された第14回の内容をちょっとだけご紹介しよう。(※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第14話までのネタばれを含みますのでご注意ください)
新型コロナウイルスの影響で、前回よりホストのクリス・ハードウィックとゲストたちがスタジオでなく自宅から参加する形で収録されている『トーキング・デッド』。今回のゲストは、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガン、ベータ役のライアン・ハースト、そしてコメディアンのロン・ファンチズ。
アルファと関連の深いキャラクターを演じるジェフリーとライアンが揃ったことから、『トーキング・デッド』が急遽お休みとなったため語れていなかった『ウォーキング・デッド』第12話「自由への道」についても今回まとめて言及されることに。
まずジェフリーは、ニーガンがキャロルと密かに組んでアルファを殺すという展開について1年ほど前から知っていたと回想。また、キャロル役のメリッサ・マクブライトとついに共演を果たした時のことや、アルファを殺したシーンでのニーガンの心理についても語った。そんなニーガンが次にやりたいのは「シャワーを浴びること」だと、笑いながら話している。
そのニーガンとダリルが組むシーンをふり返っている時、二人の兄弟愛のような関係がお気に入りだというファンチズが「スピンオフのシットコムを作って、キャロルも合わせた3人で関係を持ってほしい」と言うと、ジェフリーが笑いながら「君が脚本を書くか?」とジョークを飛ばす場面も。
一方のライアンは、ベータの正体が原作(かつては俳優でバスケット選手)から変更した経緯を説明。元はカントリー歌手だったというアイデアはライアン自身が思いついたもので、そこから話を膨らませて、彼がなぜマスクをかぶり続けるようになったのかを肉付けしていったと回想する。そのマスクは当初はいずれ脱ぐはずだったが、キャラクターの神秘性を保つためにも脱がないように自ら提案したそう。
なお、死んだ後も悪役として存在感を放ち続けたアルファと同役を演じたサマンサ・モートンのことをみんなで称賛し合う中、なんとライアンがサマンサの弱点をリーク! 実は彼女はクモが大嫌いなので、撮影中にクモがいたと騒ぐ彼女の首の後ろをライアンがティッシュでつついて驚かせるというイタズラをしたこともあったという。
キャロルが見たアルファの幻影に絡めて、幻につきまとわれるなら誰がいいかという話になり、ライアンはエゼキエルが飼っていた虎のシヴァ、ジェフリーはリック、クリスはデールを挙げていた。
そのほかにも、アルファのある言葉は過去シーズンで別のキャラクターが口にしたのと同じことや、キャロルのアルファ化、あの世界でベータになるべき有名人、新キャラクターであるプリンセスの正体など今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう? 『トーキング・デッド』の該当エピソードは4月9日(木)0:00よりHuluにて配信。なお、Huluでは『ウォーキング・デッド』とダリル役のノーマン・リーダスがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。(海外ドラマNAVI)
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『トーキング・デッド』
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