ボタフォゴでのデビュー戦で最高の結果を残した本田に現地ファンが沸いている。 (C) Getty Images

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 サッカー王国でついにベールを脱いだ元日本代表MFの本田圭佑が、いきなりやってのけた。

 現地時間3月15日に行なわれたブラジルのカンペオナート・カリオカの第3節で、バングーと対戦したボタフォゴは1-1で引き分けた。

 チームは惜しくも勝利を逃したが、この一戦でまさに千両役者ぶりを発揮したのが本田だ。

 新型コロナウイルスの影響で惜しくも無観客となったものの、本拠地ニウトン・サントスでブラジル・デビューを飾ったサムライ戦士は、28分にチームメイトのラファエウ・ナバーロが獲得したPKを冷静にゴール左下隅へ蹴り込んで先制ゴールを決めたのだ。

 PKながら鮮烈なデビュー弾にボタフォゴのファンは歓喜に沸いている。ゴールを知らせるクラブの公式ツイッターには、次のようなコメントが相次いだ。

「この日本人は我々を失望させなかった」
「愛してるホンダ」
「クラッキだ」
「何て日本人だ!」
「見ろ、クールに顔色一つ変えないぞ! これぞ日本だ」
「君が来た理由はこれなのか」
「アリガトーーー」
「サムライがやってのけたぞ」
「最高のスタートだ」

 地球の裏側でこれ以上にない最高のスタートを切った本田。現地時間3月18日(日本時間3月19日の7時)に開催されるパラナとのコパ・ド・ブラジル3回戦の第2レグでの活躍に期待が集まる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部