松本サリン事件の被害者・河野義行氏、アトランタ爆破事件を扱う映画にコメント…身に覚えのないことで冤罪「事件の構図や展開は、全く一緒だ」
映画『リチャード・ジュエル』の試写イベントが、8日の都内で行われ、1994年に発生した松本サリン事件の被害者・河野義行氏が会場に招かれた。
本作は1996年のこと、アトランタ五輪の最中に起きた爆破事件を取り上げたもの。爆発物の第一発見者であった警備員のリチャード・ジュエルが多くの命を救いながらも、メディアによって事件の容疑者に仕立てられてしまった実話を描いたサスペンス・ヒューマンドラマだ。
一足早く作品を鑑賞した河野氏は、身に覚えのないことで冤罪を問われたことに「事件の構図や展開は、全く一緒だ」と共通点を示した。
そして、作品を通じ「素晴らしいと思ったことがあります。それは、ジュエルさんのお母さんの記者会見です」とみどころも伝えた。
和やかな雰囲気の試写イベントに合わせて、かつて、ジュエル氏をアトランタで対面したエピソードも紹介。「私、アトランタでジュエルさんとお会いしたことがあります。何故、わざわざ会いに行ったかと申しますと…魚釣りができるからです」とはぐらかし、会場を笑わせた。
「まぁ、メディアに対する問題と言いながらも、本当はジュエルさんとニジマス釣りをすることが目的でした」と更に冗談を飛ばしていた。
その他に、TVプロデューサーのデーブ・スペクター、報道キャスターの長野智子、TVリポーターの阿部祐二、ジャーナリストの下村健一氏によるトークイベントも行われ“報道被害”をテーマに、お互いの経験と意見を交わしていた。
クリント・イーストウッド監督の最新作である、映画『リチャード・ジュエル』は、1月17日から全国でロードショー。
■関連リンク
映画『リチャード・ジュエル』 - 公式WEBサイト
本作は1996年のこと、アトランタ五輪の最中に起きた爆破事件を取り上げたもの。爆発物の第一発見者であった警備員のリチャード・ジュエルが多くの命を救いながらも、メディアによって事件の容疑者に仕立てられてしまった実話を描いたサスペンス・ヒューマンドラマだ。
▼ 松本サリン事件の被害者として、紹介されていた河野義行氏
映画『リチャード・ジュエル』試写イベントにて
映画『リチャード・ジュエル』試写イベントにて
一足早く作品を鑑賞した河野氏は、身に覚えのないことで冤罪を問われたことに「事件の構図や展開は、全く一緒だ」と共通点を示した。
そして、作品を通じ「素晴らしいと思ったことがあります。それは、ジュエルさんのお母さんの記者会見です」とみどころも伝えた。
和やかな雰囲気の試写イベントに合わせて、かつて、ジュエル氏をアトランタで対面したエピソードも紹介。「私、アトランタでジュエルさんとお会いしたことがあります。何故、わざわざ会いに行ったかと申しますと…魚釣りができるからです」とはぐらかし、会場を笑わせた。
「まぁ、メディアに対する問題と言いながらも、本当はジュエルさんとニジマス釣りをすることが目的でした」と更に冗談を飛ばしていた。
その他に、TVプロデューサーのデーブ・スペクター、報道キャスターの長野智子、TVリポーターの阿部祐二、ジャーナリストの下村健一氏によるトークイベントも行われ“報道被害”をテーマに、お互いの経験と意見を交わしていた。
クリント・イーストウッド監督の最新作である、映画『リチャード・ジュエル』は、1月17日から全国でロードショー。
▼ 映画『リチャード・ジュエル』予告映像
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映画『リチャード・ジュエル』 - 公式WEBサイト