身の回りに様々なデジタルがあふれる今日この頃、皆さんはどんなものに「デジタルっぽさ」を感じるだろうか。

2020年1月3日、「デジタルっぽい影」が広島市で発見され、ツイッター上で話題になっている。

それがこちらだ。


Yukiya Okudaさんのツイートより

窓に貼られたオレンジ色の「Digital」と「デジタル」の字。そのシルエットが窓の内側に投影されているのだが、中にブラインドがかけられているせいで文字がガタガタとした形になっている。

それがまるでドットを配置して文字にした「ビットマップフォント」のように見え、「デジタルっぽさ」を醸し出しているのだ。

Yukiya Okudaさん(@alumican_net)が投稿したこちらのツイートは、6日夕方現在、約2万6000件のいいねを集めるなど注目され、

「ドット感」
「ファミコン世代はこういう事象に懐かしさを感じるよね。デジタルの原風景的なものを感じる」
「こうなるのかー懐かしい書体。むかしの新しいもの感。後の世代はどう感じるのだろ、単に古いのかな」

などの反応が寄せられている。

子どものころ、初代たまごっちや初代ポケモンで遊んだ記者にとっても懐かしい書体で、写真を見た瞬間「デジタルっぽい!」と感じた。

しかし、よくよく思い出してみると、こんな字体は最近あまり見ていない気がする。

近頃見るデジタル画像はどれも絵も字も細かく、「ドット感」を感じることなどほとんどない。

もしかしたら、物心ついたときにはすでに滑らかなデジタル画像を楽しんでいた世代は、ブラインドにうつった「デジタル」の字を見てもあまりデジタルっぽいと思わないのかもしれない。

皆さんはこの文字を見て、「デジタルっぽさ」を感じるだろうか?