柏FWオルンガ【写真:Getty Images】

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J2優勝を決めていた柏、最終節で歴史的なゴールショー

 前節でJ2優勝とJ1復帰を決めていた柏レイソルが、ホームでの最終節で歴史的なゴールショーを演じ、13-1で京都サンガF.C.に大勝。

 1試合13得点はJリーグ最多、また8ゴールをあげたFWオルンガもJリーグ最多記録となっている。

 J1参入プレーオフ出場のために、勝利を目指して本拠地の三協フロンテア柏スタジアムに乗り込んできた7位京都との一戦。その出端を挫くように、J2王者の攻撃が火を噴く。前半6分、相手のボールを拾ったMF瀬川祐輔からのパスを受けたFWオルンガが左足で決めてゴールラッシュがスタート。その後も攻勢を仕掛ける柏はオルンガが同23分に追加点を決めると、瀬川が同27分、さらにオルンガが同33分と前半だけでハットトリックを達成。同38分に、京都FW小屋松知哉に1点を返され、前半を4-1で終えた。

 J1昇格への望みをつなぐために、前に出てくる京都を相手に柏の勢いは止まらない。後半12分にオルンガが4点目を決めると、京都の戦意は喪失。3分後にFWクリスティアーノが決めて6-1となると、同20分と22分にはオルンガがゴールを決めて8-1となった。さらにクリスティアーノとオルンガが1得点ずつ、そして同34分に途中出場のFWマテウス・サヴィオ、同39分にもクリスティアーノが決めて、この試合2人目のハットトリック。最後は後半アディショナルタイムにオルンガが決めて、スコアは13-1となった。

 1試合13ゴール、そしてオルンガの1試合8ゴールともにJリーグ新記録。柏が最終節で歴史的なゴールショーを演じ、総得点は「85」に伸びた。J2リーグ最多得点の攻撃力を武器に、来季2年ぶりのJ1へ挑む。(Football ZONE web編集部)