週末に行われる、フォルトゥナ・デュッセルドルフとのホーム戦では、FCシャルケ04のサンドロ・ワグナー監督はCB陣について大幅な修正を余儀なくされることになる。サリフ・サネとベンジャマン・スタンブリが負傷離脱しているのに加え、「マティヤ・ナスタシッチも欠場する」ことが、指揮官の口より明かされた。

 同選手はアキレス腱に問題を抱えているところであり、「引き続き痛みがあるんだ」とワグナー監督。「ブレーメン戦に間に合うように、精力的に取り組んでいるところだ」それでも代表戦あけから戦列復帰を果たせる保証は、今の所はまだない。

 いかにしてワグナー監督が穴埋めを行っていくのか。ただその答えにさして驚きを覚える必要はないだろう。オザン・カバクと、ウェストン・マッケニーだ。ただカバクに関しては、移籍初年度の今シーズン、さほど実戦経験を多くつめているわけではなく、またマッケニーに関しては本来、中盤を本職とする選手。ただアウグスブルク戦での二人が見せたプレーについて、ワグナー監督は今回の試合でも「信頼できるもの」と評価した。