DxOMark、グーグルの最新フラッグシップスマホ「Pixel 4」や「Pixel 4 XL」のカメラレビューを公開!リアカメラは写真が112点、動画が101点に
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Google Pixel 4のDxOMarkによるカメラ評価は112点に!P30 ProやGalaxy S10+にも届かず |
カメラの評価団体であるDxOMarkは12日、Googleの最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Pixel 4」のカメラレビューを掲載し、リアカメラについては写真が112点、動画が101点、フロントカメラについては静止画が写真が92点、動画が91点となっています。
Pixel 4は「Pixel」シリーズではリアカメラが初の複眼化しており、広角レンズ+望遠レンズによって光学2倍ズームなどに対応したほか、夜景モードが強化されるなどしています。なお、大型モデル「Pixel 4 XL」もカメラ機能はまったく同じなので同様の評価となると見られます。
Pixel 4とPixel 4 XLは日本でも10月24日(木)にGoogle ストアとSoftBankから発売され、Google ストアでは10月24日23:59までに注文すれば16,000円分のGoogle ストアで使えるプロモーションコードとUSB-C⇔3.5mmイヤホンマイク端子アダプターがプレゼントされます。
価格(税込)はGoogle ストアではPixel 4の64GBが89,980円、128GBが103,950円、Pixel 4 XLの64GBが116,600円、128GBが128,700円で、SoftBankではPixel 4の64GBが87,840円、128GBが101,760円、Pixel 4 XLの64GBが114,240円、128GBが126,720円で、SoftBankでは48回払いで購入した場合に「トクするサポート」も利用できます。
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Pixel 4
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Pixel 4 XL
Pixel 4およびPixel 4 XLはGoogleの最新フラッグシップスマホで、カメラとしては背面が約1220万画素デュアルピクセルCMOS(1/2.55インチ・1画素1.4μm)+広角レンズ(F1.7・画角77°・27mm相当)と約1600万画素CMOS(1/3.6インチ・1画素1.0μm)+望遠レンズ(F2.4・画角52°・50mm相当)のデュアルリアカメラを搭載しています。
これにより、光学2倍相当を含む最大8倍までの超解像ズームに対応しているほか、像面位相差オートフォーカス(PDAF)や光学式・電子式手ぶれ補正に対応し、最大4K・30fpsまたは1080p・120fpsの動画撮影に対応しています。また夜景モードなどの機能もより強化されています。フロントカメラは約800万画素CMOS・広角レンズ(F2.0)。
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DxOMarkにおけるPixel 4のリアカメラの評価
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DxOMarkにおけるPixel 4のフロントカメラの評価
そうした仕様にてDxOMarkでは従来のPixel 3シリーズなどと比べてほとんどの評価項目において顕著な改善があり、光学ズームに対応したことで素晴らしいカメラ機能の向上があったとしているものの、より上位のある他社のフラッグシップモデルと比べて超広角カメラやToFカメラがないのでやや劣るとしています。
特に写真では露出が正確であり、コントラストのあるシーンでは影の描写が良好で、色は他の製品と比べても忠実で肌の色調の正確な表現は色の特定の強みであるとし、さらに高速で正確なオートフォーカスによってすべての照明条件でのきちんと焦点が合っていたとのこと。
ただし、暗い場所での撮影はあまり良くなく、細かいディテールの損失とノイズのより大きな蓄積が目立ったということです。一方、強化されたズームはすべてのテストで非常に優れた露出や色、ディテールをしっかりと撮影でき、近距離では特に印象的に暗い場所でもポートレートでの肌の色なども適切に表現できているそうです。
明るい場所での中距離および長距離ではHUAWEI P30 Proほどのディテールがありませんが、屋内および低照度の撮影ではPixel 4も優れているとのこと。またボケは快適な露出や色によって全体的に良好な画質となりますが、ToFカメラがないからか深度推定が弱いことがあるとし、綿密なテストではうまく撮影できていないことが見られたということです。
その他、夜景モードは良好な露出と強い彩度によってより明るく撮影できますが、ホワイトバランスはわずかにピンク色になる傾向があり、より上位の機種と比べるとディテールがなくノイズが多くなっているものの、全体的には堅実だとのこと。なお、DxOMarkでは実際にPixel 4で撮影したサンプルの写真も掲載しているので是非、参考にしてみてください。
記事執筆:memn0ck
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