「Jリーグでプレーしたい!」レバノンの“元代表選手”に直撃してみた

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世界の様々なサッカー情報を扱ってきたQoly。ヨーロッパだけでなく、南米やアフリカ、アジアなどにも関心を広げてきた。

そんな我々に、先日面白い情報が飛び込んできた。「レバノンの元代表選手が、Jリーグ入りを熱望している」という。

レバノンといえば、昨年サガン鳥栖に加入し今季からヴィッセル神戸に所属しているDFジョアン・オマリが思い出される。

Jリーグとは彼を通して縁があるレバノンであるが、とはいえなかなか彼の国のリーグや代表チームの事情については「よくわからない」というのが多くの方の印象だろう。

ということで、その「Jリーグでプレーしたいレバノン人」、イブラヒム・バフスーン選手に接触を試み、レバノンや日本について色々と聞いてみたぞ。

――イブラヒム、はじめまして。まずは君のことを聞いてもいいかな。今は何歳?

1989年生まれだよ。もうすぐ30歳になるんだ。これまではレバノン、イラク、ヨルダンのリーグでプレーしてきたけど、今はフリーエージェントなんだ。ポジションはFWで、U-23代表に入っていたこともあるよ。

――中東地域でプレーしてきたんだね。使える言語はアラビア語だけ?

いや、英語も少し話すことができるよ!

――自分はどんな選手だと思う?アピールしたいところは?

僕はとても仕事を愛している人間だ。規律を重んじていて、日本にも合うと思う。強みは自分に自信を持っていることだよ!プレー動画もInstagramに載せているよ。

――なぜJリーグに入りたいと思ったの?

日本でプレーしたいんだ。とても美しい国だし、サッカーの面でもよく成長しているからね。

――ところで、レバノンのサッカーってどんな感じなの?

サッカーはいいよ。レバノンにはかなりタレントがいるし、いい選手も多い。だけどあまり興味を持たれていないよね。

――レバノンのリーグではどれくらい給料をもらえるの?

レバノンでの選手の契約は、高い人でシーズン6万ドル(およそ600万円)くらいかな。

――レバノンでは、Jリーグはどのように見られているの?

Jリーグでプレーしているジョアン・オマリもいるからね。レバノンの人々は日本のサッカーをとても愛しているよ。

――レバノンでも知られている日本人選手は?

僕が好きなのは中田英寿だね!

――ところで、今『Transfermarkt』のデータを調べると、君の誕生日が1986年1月1日になっているね。どちらが正しいの?

パスポートを見せようか(※生年月日は1989年1月1日と記載されていた)。そう、『Transfermarkt』の方が間違っているんだ。

――シリアやイラクなど中東地域ではよく年齢詐称の問題が起こるよね。その理由はわかる?

いや、その問題が起こる理由についてはわからないよ。すまないね。

――もし日本でプレーできるとしたら、どれくらいの条件が欲しい?

大きな額の給料は求めていないよ。もちろん良い給料といい契約は欲しいけどね!ただ、もっと重要だと思っているのは、ともに成功を収めることなんだ。

――じゃあ、最後に日本のクラブやサッカーファンに向けてのメッセージをくれないかな?

――いろいろ答えてくれてありがとう。良い移籍先が見つかることを祈るよ!

アンドレス・イニエスタなど世界的なスター選手が加入したこともあり、様々な国で知名度を高めているJリーグレバノンでも例外ではなく、注目する選手も増えているようだ。

その中で自ら「日本でプレーしたい」とアプローチしてきたイブラヒム・バフスーン選手。いいチャンスを掴めるよう応援していきたい。彼にコンタクトを取ってみたいと思った方は、ぜひQolyや彼のInstagramまでご連絡を。