[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年9月10日放送の仰天コロンブスのコーナーでは、津幡町にある食品加工会社「オハラ」の工場から中継をしていました。

ここでは、今大ブームのタピオカの影響で人気となっている、ある商品を作っています。それは、「タピオカこんにゃく」です。


タピオカこんにゃくも流行(画像はイメージ)

ブームの前から研究開発

人気急上昇中のタピオカこんにゃく。ふつうのタピオカよりもツルツルしていますが、見た目はタピオカそのものです。

タピオカは芋から作ったでんぷんを材料にしていますが、タピオカこんにゃくは4分の1がこんにゃくとなっています。

オハラでは5年ほど前からタピオカこんにゃくを製造していますが、現在では毎月50トン・約250万食を製造しています。

タピオカこんにゃくは、タピオカよりも扱いやすいのが特徴。タピオカは品質がすぐに落ちるのですが、タピオカこんにゃくは温度や時間で品質が変わらず、簡単、便利に利用できます。

タピオカは、冷凍保存し、使用時に解凍、下茹で、盛り付け、そして、使用しなければ破棄、となりますが、タピオカこんにゃくは冷蔵保存可能で調理工程もなく、すぐに盛り付けることができます。

コンビニなどで売られているカップ入りのタピオカドリンクは、ほぼこのタピオカこんにゃくを使用しているそうです。またタピオカはでんぷん100%なのに対し、タピオカこんにゃくはカロリーが抑えられているのも魅力です。

オハラでは、ブームの前から10年かけてこのタピオカこんにゃくを開発してきました。

もちろんブームが終わることも考え、現在は、この触感を楽しむ白玉、餅などを作る技術を開発し、可能性を広げていこうと考えています。

もしかして、みなさんの飲んだタピオカはこのタピオカこんにゃくだったかもしれませんね。

(ライター:りえ160)