ポップアップブック『うそっ』(パルコ)
 お祭り騒ぎだった女優・蒼井優とお笑い芸人・山里亮太の結婚。何度もメディアで流れた記者会見を見て、あらためて「蒼井優って美しい…」と感じた人も多いのではないでしょうか。

 でも蒼井優は、よく“塩顔”と言われるように、“ほぼ一重”に見える和風フェイスなんですよね。女性はパッチリ二重の洋風フェイスに憧れる人が多く、アイプチや整形で二重にする人もいるなか、それとは違う路線です。

 一重&奥二重でも美しい人にはどういう特徴があるのでしょうか? 美容整形外科・高須クリニックの高須克弥院長に聞きました。教えて、かっちゃん!

◆蒼井優は、うりざね顔に奥二重

 まず、蒼井優はパッと見の印象では一重なのですが、よく見ると……奥二重でしょうか。

「奥二重ですね。でも写真によっては二重に見えるときもあるね。二重といっても色々種類があるんですよ」(高須院長)

 蒼井優の場合は、目尻のほうだけ、幅が狭い二重が少し見える「自然な奥二重」のようです。

 そもそも、二重が美人で、一重が不美人という思い込み自体が間違っている、と高須院長は言います。

「日本人形が美しいように、一重だから不美人とは限らないよ。要はバランスです。

 昔から、日本人の容姿は、薩摩型と長州型にタイプが分かれると言われてきたんです。明治時代に日本に来たドイツ人医師のエルヴィン・フォン・ベルツ博士が、日本人を見てその2つに分類したの。

 薩摩型は、丸顔に二重まぶたのパッチリ目、幅広い鼻で、濃い顔。
 長州型は、面長、一重まぶたで切れ長の目、細い鼻筋の顔。

 蒼井さんは典型的な長州型で、『うりざね型』の輪郭をしてますね。うりざね顔に奥二重でも、バランスが取れていれば美人偏差値の合格ラインに入るんだよ」(高須院長)

◆各パーツのバランスが絶妙

 確かに、蒼井優の写真で各パーツのバランスを計測すると、高須院長が定義した「美しい顔の設計図」に当てはまってビックリしました。

 たとえば、「目の横幅:上下幅=3:1」が理想的だという法則がありますが、蒼井優はだいたいこの比率。目の上下幅が十分あるから、奥二重でも目が小さく見えないわけですね。

 また、正面から見て顔の横幅を5等分して、2つめと4つめのブロックに目がぴったりはまるバランスがベストだとされています(つまり、耳〜目尻、目〜目と間がほぼ同じ長さになる)。蒼井優もだいたいこのバランスなのです。
 その他、鼻や唇の位置関係も、美人の定義に当てはまっていました。

 他にも、木村多江や吉高由里子のように、“ほぼ一重”に見える奥二重の美人はいますよね。

「木村多江さんや吉高由里子さんも、蒼井さんと同様、全体のバランスがいいんだよね。
これが、ちょっと鼻が大きすぎたりアゴが長すぎたりすると、途端にお顔の偏差値が低くなってしまいます」(高須院長)

◆二重にしないほうがいい人もいる

 美容整形ではパッチリ二重にしたい患者さんが多いと思いますが、「二重にしないほうがいいのに」と思う場合もありますか?

「当然ありますよ。その方のお顔に合った一重や奥二重であれば、いじる必要はないですよ」(高須院長)

 でも、まぶたが重くて目が小さく見えるような一重だと、やっぱり二重にしたくなるんですよねえ…。その場合、どんな施術があるのでしょうか。

「一番気楽なのは、メスを使わない埋没法だね。埋没か切開かは、ご本人の希望にもよるけど、埋没法だと本人のイメージどおりの二重にならない場合があるので、そのときは切開法をオススメします」(高須院長)

 埋没法は、ナイロン製の細い糸をまぶたの中に埋め込んで二重を作る方法。切開法は、二重の予定線を切開して、内部処理したあと縫い合わせる方法です。

 ただし、高須院長が言うように、一重のほうがバランスがいい顔もありますから、二重至上主義は禁物ですね。

<文/女子SPA!編集部>

【高須克弥】
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など