【MLB】大谷翔平、最短復帰は5月5日のメキシコシリーズ 番記者が指摘「可能性ある」
モンテレイでのアストロズ2連戦で復帰か、大谷は「打線の中軸」
エンゼルスの大谷翔平投手が、5月4日(日本時間5日)からのメキシコ・モンテレイでのアストロズ2連戦で復帰する可能性があると、地元記者が伝えている。打者としての復活がいよいよ迫ってきた。
MLB公式サイトは「オオタニはメキシコシリーズで復帰するか?」とのタイトルで特集を掲載。読者の質問に記者が答える形式の記事で、「オオタニはメキシコシリーズに間に合うでしょうか? 彼は左腕相手に出場するでしょうか?」との問いに、エンゼルス番のレット・ボリンジャー記者が考えを明かしている。
エンゼルスは30日(同1日)から本拠地でブルージェイズとの3連戦に臨むが、すでにブラッド・オースマス監督はここでは復帰させない方針を示している。ボリンジャー記者は「オオタニは今週エンゼルスタジアムで行われるブルージェイズとの3試合には出場しませんが、土曜日からモンテレイで行われるアストロズとのメキシコシリーズで復帰する可能性はあります」と指摘。最短復帰はやはりメキシコシリーズになる可能性があるという。
「オオタニは水曜日に実戦形式の打撃練習を開始し、これまで15打席に立ちました。エンゼルスは彼を復帰させる前に40打席くらいに立たせたいと考えていますが、この先多ければ1日に10打席に立てるかもしれません。そのため、打席数はそれくらいになり、チームがモンテレイ、デトロイト、ボルティモア、ミネソタへの遠征中に復帰することに向かっているように思われます」
エンゼルスは5月4、5日(同5、6日)にモンテレイでアストロズと対戦した後、7日(同8日)からタイガース3連戦、10日(同11日)からオリオールズ3連戦、13日(同14日)からツインズ3連戦と敵地での試合が続く。メキシコシリーズで戻らなくても、遠征中に復帰することは確実な状況だ。
ボリンジャー記者はさらに「オオタニはラインナップの大きな強化になるはずであり、ブラッド・オースマス監督は打線の中軸に考えていると語りました。オースマス監督はオオタニがチームのレギュラーのDHになるが、出場しない日は相手が左腕の時になるだろうと語りました」と言及。今季も相手先発が左腕の時は出場が限られる可能性はあるという。
大谷の復帰はいよいよ間近。地元ファンはその時が待ちきれない様子だ。(Full-Count編集部)